バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する

16-0613c.jpg
『タス通信』より
2016年6月14日12時33分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海のロシア連邦海軍連合部隊へ補充される】
カリーニングラード、6月14日/タス通信特派員ウラジーミル・ヌヤクシェフ、アレクサンドル・アルヒポフ

地中海へ向かったバルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、ロシア艦船常設作戦連合部隊へ補充される。
火曜日、同艦隊の公式代理人ウラジーミル・マトヴェーエフは発表した。

「警備艦ヤロスラフ・ムードルイは、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として任務を遂行する事になります」
彼は話した。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、6月1日にバルト艦隊主要基地から航海へ出発した。
艦隊の代理人が指摘したように、遠距離航海はロシア連邦海軍の戦闘訓練計画に沿って実施される。

マトヴェーエフによると、同艦は先週末に燃料、水、食料の在庫を補充する為、マルタの港を訪れた。
『ロシアの日』「ヤロスラフ・ムードルイ」を同国のロシア連邦全権大使ウラジーミル・マリギンが訪れ、祭日のバルト艦隊船員を祝福した。


プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(ヤロスラフ賢公)は、1991年に起工され、2009年6月19日にロシア海軍へ納入されました。
[ネウストラシムイ級2番艦「ヤロスラフ・ムードルイ」はロシア海軍へ納入された]

2009年7月24日、海軍旗初掲揚式典が開催され、バルト艦隊へ編入し、正式にロシア海軍へ就役しました。
[フリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」、バルト艦隊に編入]

2011年末から2012年初頭に掛けて重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」地中海遠征へ参加しました。
[アドミラル・クズネツォフ地中海遠征2011-2012]

2012年6月末には国際海軍演習FRUKUS(France、Russia、United Kingdom、United States)へ参加しました。
[バルト艦隊フリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」は、国際海軍演習「FRUKUS-2012」に参加する]

2012年7月初頭から9月末まで地中海への遠距離航海を実施しました。
[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征(2012年7月-9月)]

2012年12月17日から2013年7月5日まで地中海への遠距離航海を実施しました。
[バルト艦隊艦船は地中海へ向かった]
[バルト艦隊艦船部隊は地中海から戻ってきた]

この間の2013年1月下旬には、地中海東部及び黒海で実施されたロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習に参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬) ]

帰港後にカリーニングラードでオーバーホールを行なった後、2014年8月から2015年2月まで長期遠洋航海を行ない、太平洋方面のインドネシアまで進出しました。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]

その後、ガスタービンエンジン(高速航行用)の1基が破損し、修理されることになりました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ヤロスラフ・ムードルイは2016年初頭に復帰する]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ヤロスラフ・ムードルイはガスタービンエンジン修理後の係留試験を行なった]

修理完了後にロシア海軍へ復帰し、2016年4月にはコルベット「ボイキー」(2013年5月16日就役)と共にバルト艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはコルベット"ボイキー"と共に砲撃訓練を行なった]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはコルベット"ボイキー"と共に対潜戦闘訓練を行なった]


2016年5月末以降の動向は明らかにされていませんが、6月11日、地中海中部マルタ島へ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
16-0614b.jpeg

そして今回、バルト艦隊広報部から、「ヤロスラフ・ムードルイ」は2016年6月1日にバルト艦隊主要基地:バルチースクを出航し、地中海へ向かっていた事が初めて明らかにされました。

16-0614a.jpg
今後、「ヤロスラフ・ムードルイ」地中海東部(シリア沖)へ行き、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)へ参加します。

現在、地中海東部(シリア沖)には10隻以上のロシア海軍艦船が展開していますが、警備艦(フリゲート)クラスの水上戦闘艦は黒海艦隊の「プイトリーヴイ」のみです。
16-0613f.jpg

そこで、今年初頭に修理を終えて復帰した「ヤロスラフ・ムードルイ」地中海東部へ派遣される事になったようです。

なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。
スポンサーサイト