クリル諸島(千島列島)のマトゥア島(松輪島)で旧日本海軍の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)が発見された

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年6月19日3時37分配信
【クリル諸島で我々は第2次世界大戦時の日本の飛行機を発見した】
モスクワ、6月19日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦国防省ロシア地理学協会の学術探検の参加者は、クリル諸島マトゥア島ドヴォイナヤ湾沿岸エリアで大祖国戦争(第2次世界大戦)時代のものと見られる日本飛行機を発見した。
東方軍管区広報サービス部長アレクサンドル・ゴルデーエフは発表した。

「翼が付いた胴体の保存状態は、かなり良好であり、それは、おそらくマトゥア島に駐留していた飛行隊に所属する第2次世界大戦時の軽戦闘機『ミツビシ・ゼロ』であると推察されます。
機体の文字は、とてもよく視認できます」
ゴルデーエフ
は説明した。

飛行機は製造番号1733を有しており、1942年に製造された。
潜水夫は湾、入り江、水中物体を調査したが、専門家はドイツ或いは日本潜水艦が居た場所の痕跡を発見していない。

200名と6隻の艦船から成る遠征隊は、5月7日にウラジオストクを出航し、5月14日にマトゥア島へ到着した。


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現在、クリル諸島(日本側呼称・千島列島)には、ロシア海軍沿岸ミサイル部隊は駐留していますがロシア海軍「軍港」は存在せず、艦船も駐留していません。

クリル諸島に駐留するロシア海軍沿岸ミサイル部隊は、2016年中には新たな地対艦ミサイルを受け取ります。
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島に新たな地対艦ミサイルを配備する]

2016年3月下旬、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将は、クリル諸島ロシア海軍「軍港」が造られる可能性に初めて言及し、クリル諸島へ太平洋艦隊の調査部隊を派遣すると述べました。
[クリル諸島にロシア海軍太平洋艦隊の基地が建設されるかもしれない]



2016年5月7日、大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」サルベージ船KIL-168など6隻で構成され、太平洋艦隊副司令官アレクサンドル・リャブヒン中将が指揮する調査部隊ウラジオストクを出航し、5月14日にクリル諸島中部のマトゥア島へ到着しました。
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以後、現在までマトゥア島太平洋艦隊の基地を建設する可能性についての調査が行なわれています。
[クリル諸島のマトゥア島にロシア海軍太平洋艦隊の基地が建設される?]

マトゥア島には太平洋戦争中に旧日本海軍が建設した飛行場跡(3本の滑走路)が残されており、その復旧の可能性についても調査が進められています。
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[クリル諸島のマトゥア島でロシア海軍太平洋艦隊の基地建設の為の調査が進められている]


5月末からはヘリコプター発着の為のマトゥア島飛行場の復旧作業が始まりました。
この他、大型揚陸艦が海岸へ貨物を荷揚する為の海岸の整備も行われています。
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の旧日本軍飛行場を再建する]

これと並行して旧日本軍の地下施設(掩体壕など)の本格的な調査(重機による掘削)も行なわれています。
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の旧日本軍地下施設を調査する]
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の旧日本軍地下施設の調査を続ける]


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そして今回、マトゥア島を調査していたロシア国防省(ロシア海軍)調査隊は、ドヴォイナヤ湾旧日本海軍零式艦上戦闘機(ゼロ戦)を発見しました。

このゼロ戦製造番号1733で1942年に製造された機体との事です。

1942年に製造されたゼロ戦二一型(A6M2b)三二型(A6M3)ですが、おそらくは生産機数の多い二一型でしょう。

太平洋戦争中にゼロ戦千島列島へ進出した例としては、1944年春の第二〇三海軍航空隊(戦闘第三〇三飛行隊、戦闘第三〇四飛行隊)が有ります。
この頃にはゼロ戦五二型(A6M5)の配備も始まっていましたが、同航空隊のゼロ戦には古い二一型も多く混じっていました。
この時の戦闘第三〇三飛行隊長真珠湾攻撃以来のベテラン岡嶋清熊少佐(海兵63期)、戦闘第三〇四飛行隊長は、後の紫電改飛行隊長として有名な鴛淵孝大尉(海兵68期)でした。
戦闘第三〇三飛行隊には、第2次大戦時の日本のトップエース・西沢広義飛行兵曹長が居ました。

岡嶋清熊少佐
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鴛淵孝大尉
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西沢広義飛行兵曹長
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この他、第二八一海軍航空隊ゼロ戦も1943年5月に千島列島へ進出していますが、千島では敵と交戦する事は無く、同年11月にはマーシャル諸島へ移動しています。

今回発見された機体は、これらの部隊の所属機でしょうか。
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