ロシア海軍の新世代多用途原潜ヤーセン級は新たな通信機器を得る

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『タス通信』より
2016年6月20日11時49分配信
【潜水艦「ヤーセン」の乗員の健康状態は特殊ブレスレットによって監視される】
モスクワ、6月20日/タス通信

多目的原子力潜水艦プロジェクト885「ヤーセン」は新世代の通信・管理機器を、更に乗組員は、潜水艦乗りの健康状態と居場所を監視する事を可能にする特殊ブレスレットを受け取る。
タス通信『統合機器製造営団』(国家法人『ロシアン・テクノロジーズ』へ加入)の代理人より伝えられた。

「装置は既に作成されており、現在、必要な試験が行なわれています。
通信複合体は新世代の技術に基づいています。
特に、ソフトウェア無線技術、そして特殊ソフトウェアの使用は、"鉄製品"に頼る事無く速やかに全ての課題を解決します。
これにより、装置の能力は大幅に拡大し、重量と寸法は数分の1に縮小されます」

対談者は話した。

彼は、機器の構成には、更に、乗組員の居場所と健康状態を測定する為の特殊電子ブレスレットが含まれている事を指摘した。

これまでにロシア海軍「ヤーセン」型潜水艦を1隻保有している-潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は1993年に起工され、2013年末に試験運用の為に軍へ引き渡され、北方艦隊に在籍している。

次の潜水艦「カザン」は、更新されたプロジェクト885Mにより建造されている。
同艦は2009年に起工されており、海軍は2017年の受領を計画している。
ロシア海軍は、このような潜水艦を総計で7隻受領しなければならない。


[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦は、これまでに5隻がセヴェロドヴィンスク市「セヴマシュ」で起工され、この内の1隻が就役しています。

1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に起工され、2010年6月15日に進水、2013年12月30日に納入、2014年6月17日に就役し、北方艦隊第11対空母原潜師団へ編入されました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクはロシア海軍へ納入された]
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
就役後も各種試験と慣熟訓練に従事していましたが、2016年3月までに終了しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは戦闘演習の為に出航する]
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なった]
[ロシア海軍最新鋭原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクはバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


2番艦「カザン」からは改良型のプロジェクト885Mとなり、2009年7月24日に起工されました。
[改ヤーセン級多用途原潜カザンのロシア海軍への引き渡しは2017年に予定されている]

3番艦(改「ヤーセン」級としては2隻目)「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工されました。
[ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された]
[ヤーセン級多用途原潜ノヴォシビルスクの船体の水圧試験が行なわれた]

4番艦(改「ヤーセン」級としては3隻目)「クラスノヤルスク」は、2014年7月27日に起工されました。
[多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスク(と戦略原潜ボレイ級5番艦)はロシア海軍の日に起工された]

5番艦(改「ヤーセン」級としては4隻目)「アルハンゲリスク」は、2015年3月19日に起工されました。
[ロシア海軍の為のヤーセン級多用途原潜5番艦アルハンゲリスクは起工された]


6番艦(改「ヤーセン」級としては5隻目)「ペルミ」は、2016年7月29日に起工される予定です。
[ロシア海軍の為のヤーセン級原子力水中巡洋艦ペルミは2016年7月29日に起工される]


合計で7隻の調達が計画されている「ヤーセン」級多用途原潜は、今後、新開発の通信機器が搭載されるとの事です。

おそらくは、2番艦「カザン」から就役時に搭載され、1番艦「セヴェロドヴィンスク」は後日装備となるでしょう。

更には、乗員の艦内での居場所と健康状態が即座に分かる特殊電子ブレスレットも導入されます。
こちらは、各乗員が腕に装着するようです。


この他、「ヤーセン」級多用途原潜には新世代の原子炉セキュリティシステムが搭載されています。
(こちらは1番艦から搭載)
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは最新の原子炉セキュリティシステムを有する]
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