ロシア海軍太平洋艦隊艦艇、宗谷海峡通過(2016年6月20日)

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『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年6月21日発表
【ロシア海軍の動向について】

6月20日午前8時から午後9時に掛け、以下のロシア海軍艦艇が宗谷海峡を東へ向けて通過しました。

1:午前8時頃、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻

2:午後2時頃、ナヌチカIII級ミサイル護衛哨戒艇3隻

3:午後2時頃、アクラ級原子力潜水艦1隻

4:午後9時頃、ウダロイI級ミサイル駆逐艦、グリシャV級小型フリゲート、ソブレメンヌイ級駆逐艦、ボリスチリキン級補給艦


今回、宗谷海峡を東へ通過したのは、ロシア太平洋艦隊所属の以下の艦です。

午前8時に通過した艦:ロケット艇R-29(916)、R-14(924)
午後2時に通過した艦:小型ロケット艦「モローズ」(409)、「イネイ」(418)、「ラズリーフ」(450)
午後2時に通過した原潜:原子力巡洋潜水艦「クズバス」
午後9時に通過した艦:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(564)、小型対潜艦「コレーツ」(390)、駆逐艦「ブイストルイ」(715)、大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」


2隻のロケット艇(プロジェクト12411)は、ウラジオストク南部ウリス湾に駐留していますが、今回、オホーツク海方面(カムチャツカ方面)へ派遣されました。

3隻の小型ロケット艦(プロジェクト12341)は、元々はペトロパブロフスク・カムチャツキーに駐留していますが、今年4月末にウラジオストクへ回航されました。
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またペトロパブロフスク・カムチャツキーへ戻るようです。

原子力巡洋潜水艦「クズバス」は、沿海地方の工場で近代化改装が行なわれ、今年3月19日に復帰しました。
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[近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスはロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した]
今回、母港であるカムチャツカ半島ヴィリュチンスク基地へ戻る事になりました。

大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」は、ウラジオストクの工場で近代化改装が行なわれており、今年7月に復帰する予定でした。
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[近代化改装を終えた大型対潜艦アドミラル・トリブツは2016年7月にロシア海軍太平洋艦隊へ復帰する]
既に改装後の航海試験は始まっているようですが、その一環としてオホーツク海へ派遣される事になりました。

駆逐艦「ブイストルイ」大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」は、昨年11月初頭から今年1月末までインドへの遠距離航海を行ない、インド海軍との合同演習へ参加しています。
[ロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』(2015年12月)]

小型対潜艦「コレーツ」(プロジェクト1124M)ウラジオストク南部ウリス湾に駐留しており、これまでに何度もオホーツク海方面へ派遣されています。


なお、6月15日には太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」宗谷海峡を東へ通過しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入った]

6月16日にはプロジェクト877潜水艦1隻、6月18日にもプロジェクト877潜水艦1隻、6月19日にはロケット艇R-18(937)、R-298(971)、小型対潜艦「ホルムスク」(369)宗谷海峡を東へ通過しています。
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