ロシア海軍の為の新型魚雷フトリャルは2017年から量産を開始する

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『タス通信』より
2016年6月22日9時1分配信
【情報筋:ロシア海軍は「フトリャル」で武装する】
モスクワ、6月22日/タス通信

ロシア海軍は、現在、国家受領試験が行われている新たな深海魚雷「フトリャル」を今年末に軍備採用するだろう。
水曜日、タス通信ロシア防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

対談者が説明したように、「フトリャル」は、最近に軍備採用された誘導魚雷「フィジーク」の近代化バージョンである。

「現在、新たなヴァージョンの魚雷は、キルギスのイシク・クル湖で国家受領試験が行われています。
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それ(国家受領試験)は、今年末の完了が計画されています。
成功した場合、魚雷は軍備採用され、この海洋兵器の量産が2017年から始まります」

情報提供者は話した。

彼によると、新たな魚雷は、その前任者(フィジーク)と同様に熱式であるが、潜水艦の艦内からの制御も可能である。

「更に、フトリャルは、水中目標の捕捉距離が増加した改善された誘導システムを受け取ります。
射程距離は50km、速力は50ノット以上、潜水艦からの限界発射深度は同じ400メートルのままです」

対談者は話した。

彼は、「フトリャル」は、先ず初めに原子力潜水艦プロジェクト955(A)「ボレイ」及びプロジェクト885(M)「ヤーセン」の兵装となる事を指摘した。
「フトリャル」の量産が始まれば、「フィジーク」の製造は停止する。

魚雷は、サンクトペテルブルク海洋技術研究所で開発され、その生産には『ダグディーゼル』工場が従事する。
タス通信は、これらの情報を公式に確認していない。

昨年4月、他の「防衛産業」の情報提供者は、1980年代に作成された古いUSET-80を代替する為の魚雷「フィジーク」が軍備採用され、量産が始まったとタス通信へ話した。


2015年4月、ロシア海軍は、新たな汎用魚雷(対潜/対水上両用)・UGST(汎用深海誘導魚雷)「フィジーク」を制式採用しました。
[新型誘導魚雷フィジークはロシア海軍へ制式採用された]

「フィジーク」は、ロシア海軍最新鋭原潜「セヴェロドヴィンスク」などに搭載されています。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なった]

それから1年が経過した今、「フィジーク」の更なる改良型である「フトリャル」の開発が進められており、現在は国家受領試験が行われているとの事です。
Футляр「ケース」を意味します。

試験が順調に進めば、「フトリャル」は今年(2016年)末にはロシア海軍へ制式採用され、2017年から量産が始まります。

「フトリャル」は、ロシア海軍第4世代原潜戦略原潜「ボレイ」級多用途原潜「ヤーセン」級に搭載されることになります。
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