ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の発着艦訓練が始まった

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2016年7月4日12時41分配信
【航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」は艦上航空隊の航空機の受け入れを開始した-情報筋】
モスクワ、7月4日、インタファクス-AVN

遠距離航海を準備中の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、長期の中断の後に初めて北方艦隊海軍航空隊第279独立艦上戦闘機航空連隊からの艦上航空隊の航空機の受け入れを開始した。
月曜日、 『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』は消息筋より伝えられた。

「土曜日、第279独立艦上戦闘機航空連隊の航空機の最初のペア~大型の1機(Su-33)と小型の1機(Su-25UTG)は、航空母艦の甲板への着艦を行ないました。
近い内に、同航空連隊の他の航空機も到着するでしょう」

対談者は説明した。

「近日中にはクリミアから航空母艦へ戦闘機MiG-29KRが到着し、試験を行ないます」
彼は指摘した。

以前、第279独立艦上戦闘機航空連隊の7機の航空機と飛行士は、北方艦隊の飛行場の1つからクリミアへの飛行を行ない、地上試験訓練複合体(航空隊)「ニートカ」で訓練を実施した。
第279独立艦上戦闘機航空連隊の軍備は航空機Su-33及びSu-25UTGから成る。

伝えられたように、7月半ばにはクリミアから北方へ、新たに編成された第100独立艦上戦闘機航空連隊の標準装備である4機の航空機MiG-29KRが移動飛行を行なう。

1ヶ月に渡り、2個連隊の飛行士は、航空母艦の甲板で発着艦訓練を行なう。
その後、同艦は修理を完了する為に第35艦船修理工場(『統合造船業営団』の構成に含まれている艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』)へ戻り、飛行士は休暇へ入る。

10月中旬頃、「アドミラル・クズネツォフ」は遠距離航海へ向かい、それが完了すると2017年初頭から2年間に渡る修理と近代化が始まる。

海上へ行く航空母艦の艦上には、2個航空連隊~第279独立艦上戦闘機航空連隊及び第100独立艦上戦闘機航空連隊が配備される。
最新戦闘機MiG-29KRMiG-29KUBRは、最近に軍備採用された。

データによると、第100航空連隊の機体の大部分は、現在、新たな複合体ニートカが建設されているエイスク(クラスノダール地方)に居る。
公式データによると、この複合体は、今年末までに訓練飛行の為の技術的準備が整う。

以前、 『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』が消息筋より伝えられたように
「クリミアと共にサキの複合体ニートカがロシアへ戻っても、MiG-29の戦列飛行士の訓練へ注意を払う事は出来ず、更に1年開始が遅れるかもしれません」

以前、「アドミラル・クズネツォフ」は数度に渡り地中海で任務を遂行した。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]
[空母アドミラル・クズネツォフ艦長セルゲイ・アルタモノフ]

ニコラエフ(ウクライナ)黒海造船工場で1982年9月1日に起工され、1985年12月4日に進水し、1991年1月20日に当時のソ連海軍へ就役した重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」は、同年12月末に黒海から北方艦隊基地へ回航され、以後、同艦隊で運用されています。

「アドミラル・クズネツォフ」は、これまでに7回の遠距離航海を実施しており、最近では、2013年12月17日から2014年5月18日までの5ヶ月間に渡る大西洋・地中海遠征を実施しています。
[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

2015年5月-8月には、ロスリャコヴォ大型浮きドックPD-50へ入渠し、普段は海水に浸かっている艦底部分(吃水線から下の部分)の修復作業が行なわれました。
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[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフは浮きドックを出る]

2015年10月-11月にはバレンツ海で演習を行ないました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフは抜錨した]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフはバレンツ海で訓練を続ける]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフは海上目標へ艦対空ミサイルを発射した]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフはバレンツ海で防空演習を始めた]

その後、ムルマンスク市北方の第35艦船修理工場でメンテナンスと修理(技術的準備状態の回復)が行なわれました。
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[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは就役25周年を祝った]

「アドミラル・クズネツォフ」の搭載機の近代化は進められており、以前からの艦上戦闘機Su-33(寿命延長改修済み)に加え、新たに発注された艦上戦闘機MiG-29K/KUBは2015年末までに契約分全機(24機)が納入されています。
(2013年末に4機、2014年末に10機、2015年末に10機納入)
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは新型艦上機により近代化される]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの為の艦上戦闘機MiG-29K/KUBは契約分全機(24機)の納入を完了した]

艦上戦闘機MiG-29K/KUBを装備する第100独立艦上戦闘機航空連隊は2015年末に創設され、現在はクラスノダール地方エイスクに在る艦上戦闘機発着訓練施設(新ニートカ)で錬成訓練を行なっています。
[ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将はエイスクのロシア海軍飛行訓練センター(新ニートカ)を視察した]
[MiG-29K/KUBで編成されたロシア海軍の新たな艦上戦闘機航空連隊は本格的な戦闘訓練飛行を始めた]

ただ、一部のMiG-29K/MiG-29KUBは、クリミア半島サキ飛行場に在る艦上戦闘機発着訓練施設(旧ニートカ)へ進出して訓練を行なっているようです。



以前からの搭載機部隊である第279独立艦上戦闘機航空連隊(艦上戦闘機Su-33)は、2016年4月末から6月下旬までクリミア半島サキ飛行場に在る艦上戦闘機発着訓練施設(旧ニートカ)で訓練を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカでの発着訓練を完了した]


「アドミラル・クズネツォフ」は6月15日に第35艦船修理工場の岸壁を離れ、コラ湾(セヴェロモルスク沖泊地)へ進出しました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフはムルマンスク修理工場岸壁を離れ、コラ湾へ進出した]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは海上での訓練後にムルマンスク艦船修理工場へ戻る]

6月21日、「アドミラル・クズネツォフ」バレンツ海へ出航し、対空防衛演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフはバレンツ海へ出航し、対空防衛演習を行なった]

7月1日、「アドミラル・クズネツォフ」バレンツ海で搭載機の飛行訓練を開始しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の飛行訓練が始まった]


「アドミラル・クズネツォフ」は、今年(2016年)秋に地中海東部への遠征が計画されています。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2016年秋に新たな艦上戦闘機と共に地中海東部へ行く]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは2016年10月以降に地中海東部へ行く]

地中海東部へ進出した「アドミラル・クズネツォフ」は、シリア領内のISIL(イラク・レバントのイスラム国)への空爆作戦へ参加します。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは2016年10月から2017年1月までISIL(イラク・レバントのイスラム国)への空爆作戦へ参加する]

地中海東部への遠征の準備の為、「アドミラル・クズネツォフ」乗組員の訓練も進められています。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征の準備を行なっている]

「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機部隊の訓練も進められており、7月2日には艦上戦闘機Su-33艦上練習機Su-25UTGが初めて着艦しました。
今後は、Su-33Su-25UTGの他に、ロシア南西部エイスクで錬成訓練を行なった艦上戦闘機MiG-29KR/KUBRも参加する事になります。


今年10月以降の地中海遠征から戻った後、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装が始まります。
同艦の近代化改装も、ムルマンスク第35艦船修理工場で実施される事になります。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年初頭から始まる]
[ムルマンスクの第35艦船修理工場はロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為にドックを拡張する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
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