ロシア海軍太平洋艦隊沿岸部隊は超音速地対艦ミサイル"バスチオン"を初めて発射した

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『タス通信』より
2016年7月22日14時6分配信
【ミサイル複合体「バスチオン」は8月に極東で戦闘当直に就く】
モスクワ、7月22日/タス通信

太平洋艦隊沿岸部隊は、8月に戦闘当直へ就く新たなミサイル複合体「バスチオン」からの初めての射撃を実行した。
同艦隊の代理人ウラジーミル・マトヴェーエフは報道機関へ伝えた。

「太平洋艦隊沿岸部隊のロケット連合部隊の将兵は、2016年に軍備採用された新たなミサイル複合体バスチオンの初めての発射を行ないました」
彼は話した。

マトヴェーエフは、ミサイル大隊が200kmを走破して未設置場所へ機材を展開し、海上目標を成功裏に破壊した事を強調した。
彼によると、射撃は沿海地方の射爆場の1つで実行された。
総計で200名以上の将兵と約20両の車両が集められた。
同時に、太平洋艦隊の10隻以上の艦船が、民間船舶の為にミサイル発射実施海域の閉鎖へ参加した。

「バスチオンは、今年8月に戦闘当直へ就く予定です」
士官は説明した。

3月にロシア連邦国防省のトップ、セルゲイ・ショイグは、今年末までに沿岸ミサイル複合体「バスチオン」「バル」クリル諸島への展開が計画されており、昨年には、高射ミサイル複合体「トール-M2U」が戦闘当直へ就いたと発表した。
加えて、クリル諸島には無人機が移送される事になるだろう。
更に、軍は大クリル列島の島へ太平洋艦隊基地を作成する可能性を研究すると伝えられた。

沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、ミサイル「オーニクス」を装備する。
それは、様々なクラス及びタイプの水上艦の破壊の為に意図されている。
1つの複合体には弾薬として36基のミサイルを含める事が出来、600km以上の沿岸の防護を可能にする。



沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」(ヤーホント)の地上発射ヴァージョンです。
[ロシア海軍の超音速対艦ミサイル"オーニクス"は近代化される]

ロシア海軍では、これまでに黒海艦隊北方艦隊へ配備されています。
(この他、シリアベトナムへ輸出)
『黒海艦隊サイト』より
【K300P「バスチオン-P」】

[ロシア海軍北方艦隊へ超音速地対艦ミサイル"バスチオン"が配備された]


2016年3月、沿海地方スモリャニノヴォに駐留する太平洋艦隊第72沿岸ロケット旅団「バスチオン」が配備されました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊へ超音速地対艦ミサイル"バスチオン"が配備された]

それから4ヶ月以上経った7月22日、第72沿岸ロケット旅団は、初めて「バスチオン」を発射しました。
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第72沿岸ロケット旅団「バスチオン」は、今年8月から本格的な実戦配備に就きます。


記事中で触れられていますが、今後、クリル諸島(千島列島)にも「バスチオン」が配備されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島に新たな地対艦ミサイルを配備する]

今年5月~6月には、太平洋艦隊の基地を建設する為、クリル諸島マトゥア島(松輪島)の調査が行なわれています。
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の調査を全て完了した]
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