ロシアは新たな駆逐艦及び巡洋艦及び空母の建造計画を続行する
- カテゴリ:ロシア新世代航空母艦
2005年以降、歴代のロシア海軍総司令官が繰り返し述べている「新世代航空母艦」の建造計画ですが、新たな総司令官ヴィクトル・チルコフ中将も、この計画を続行する意向を表明しました。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
【ロシアは航空母艦を建造する事を海軍総司令官は確認した】
サンクト-ペテルブルク、6月25日-ロシア通信社ノーボスチ
月曜日、新たなロシア連邦海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ中将は、空母グループの設立計画を確認した。
今年2月、チルコフの前任の海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、ロシア通信社ノーボスチのインタビューに応じ、海軍の為の新たな航空母艦の技術設計は2014年に立案され、艦は2020年以降に建造されると述べた。
彼は、新たな艦が、古典的な単語の意味における航空母艦では無いと述べた。
彼によると「先立つ一歩となります」
「僕達(海軍及び産業界)は、海軍が新たな駆逐艦、巡洋艦、及び航空艦を受領する計画立案作業を行なっております。
僕達は、この為の知識、そう、これらの武器を使用する為のものを必要としています」
チルコフは、サンクト-ペテルブルクのロシア海軍大学校の卒業式典の席上で、こう述べた。
中将は、近い内に、海軍の戦闘編制へプロジェクト955潜水艦「ボレイ」が加入すると付け加えた。
「そして、出来るだけ早期にプロジェクト885ヤーセンが、更には、プロジェクト20380及び20385コルベットが」
2011年11月、アナトーリー・セルジュコフ国防相は、初めて空母建造計画について発表した。
彼は、軍当局は、統合造船業営団へ艦の予備設計を発注したが、2011年から2020年のロシア国家軍備プログラムにおいて航空母艦の建造資金は拠出されない事を指摘した。
艦の予備設計は、2012年末までに準備されなければならない。
現在、ロシア連邦海軍に在籍している航空母艦は、1980年代半ばに建造された北方艦隊グループの「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」のみである。
(2012年6月25日14時44分配信)

2005年以降、歴代のロシア海軍総司令官は、新たな航空母艦建造について繰り返し表明しています。
[ロシアは2015年まで空母を建造しない]
[ロシアは、2015年以降に新たな航空母艦を建造する]
[ロシア空母は潜水艦と水上艦を保護しなければならない]
[ロシアは、2060年までに5~6隻の空母を保有する]
[ロシアは、北方艦隊と太平洋艦隊に5~6隻の空母を配備する]
[ロシア海軍は、海洋航空複合体を構築する]
[ロシア新空母、2020年までに完成?]
[ロシア海軍の新空母は2020年以降に建造を開始する]
新世代空母は、当初は「40000トン以上50000トン未満」の原子力艦として構想されていました。
[ロシア新空母]
しかしその後、60000トン級の原子力空母になりました。
[ロシアは、5~6万トンの新世代原子力空母を建造する]
[ロシアは、新たな空母建造を設定する]
新空母は、セヴェロドヴィンスク市の「セヴマシュ」で建造される可能性が高いようです。
[「セヴマシュ」は、ロシア海軍の為の航空母艦の建造を志望する]
更には、ロシア海軍の為の新たな駆逐艦の建造計画も公表されています。
当初は通常動力(ガスタービン機関)の予定でしたが、最近では原子力推進が有力視されています。
[ロシア新駆逐艦]
[ロシア海軍新世代原子力駆逐艦建造計画]
サンクトペテルブルク市の「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」は、新世代駆逐艦の受注を視野に入れて造船所の設備を拡張します。
[サンクトペテルブルク北方造船所は、原子力艦の建造を準備する]
[サンクトペテルブルク北方造船所はコルベット6隻とフリゲート6隻の建造契約を締結した]
「統合造船業営団」は、新たな駆逐艦や航空母艦の「共通プラットフォーム」を開発すると表明しています。
[ロシア海軍水上艦の共通プラットフォームが開発される]
今回のチルコフ中将の発言は、ロシア海軍及びロシア造船業界が、今後も、これらの艦の建造計画の続行(つまり、中止も凍結もしない)を表明したものです。
加えて、今回のチルコフ中将の発言では、ロシア海軍が、新たな「巡洋艦」の建造計画も有している事が明らかにされました。
ロシアは、2000年に新型巡洋艦の予備設計案を立案しています。
[新型巡洋艦プロジェクト2145]
むろん、この当時は、新たな巡洋艦を建造する資金など有る筈もなく、単なるスタディでした。
これまでに公表された情報によれば、「新たな駆逐艦」は排水量1万トン越えの原子力艦となるようです。
新たな「巡洋艦」ともなれば、それよりも大型になるのは確実でしょう。


『ロシア通信社ノーボスチ』より。
【ロシアは航空母艦を建造する事を海軍総司令官は確認した】
サンクト-ペテルブルク、6月25日-ロシア通信社ノーボスチ
月曜日、新たなロシア連邦海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ中将は、空母グループの設立計画を確認した。
今年2月、チルコフの前任の海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、ロシア通信社ノーボスチのインタビューに応じ、海軍の為の新たな航空母艦の技術設計は2014年に立案され、艦は2020年以降に建造されると述べた。
彼は、新たな艦が、古典的な単語の意味における航空母艦では無いと述べた。
彼によると「先立つ一歩となります」
「僕達(海軍及び産業界)は、海軍が新たな駆逐艦、巡洋艦、及び航空艦を受領する計画立案作業を行なっております。
僕達は、この為の知識、そう、これらの武器を使用する為のものを必要としています」
チルコフは、サンクト-ペテルブルクのロシア海軍大学校の卒業式典の席上で、こう述べた。
中将は、近い内に、海軍の戦闘編制へプロジェクト955潜水艦「ボレイ」が加入すると付け加えた。
「そして、出来るだけ早期にプロジェクト885ヤーセンが、更には、プロジェクト20380及び20385コルベットが」
2011年11月、アナトーリー・セルジュコフ国防相は、初めて空母建造計画について発表した。
彼は、軍当局は、統合造船業営団へ艦の予備設計を発注したが、2011年から2020年のロシア国家軍備プログラムにおいて航空母艦の建造資金は拠出されない事を指摘した。
艦の予備設計は、2012年末までに準備されなければならない。
現在、ロシア連邦海軍に在籍している航空母艦は、1980年代半ばに建造された北方艦隊グループの「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」のみである。
(2012年6月25日14時44分配信)

2005年以降、歴代のロシア海軍総司令官は、新たな航空母艦建造について繰り返し表明しています。
[ロシアは2015年まで空母を建造しない]
[ロシアは、2015年以降に新たな航空母艦を建造する]
[ロシア空母は潜水艦と水上艦を保護しなければならない]
[ロシアは、2060年までに5~6隻の空母を保有する]
[ロシアは、北方艦隊と太平洋艦隊に5~6隻の空母を配備する]
[ロシア海軍は、海洋航空複合体を構築する]
[ロシア新空母、2020年までに完成?]
[ロシア海軍の新空母は2020年以降に建造を開始する]
新世代空母は、当初は「40000トン以上50000トン未満」の原子力艦として構想されていました。
[ロシア新空母]
しかしその後、60000トン級の原子力空母になりました。
[ロシアは、5~6万トンの新世代原子力空母を建造する]
[ロシアは、新たな空母建造を設定する]
新空母は、セヴェロドヴィンスク市の「セヴマシュ」で建造される可能性が高いようです。
[「セヴマシュ」は、ロシア海軍の為の航空母艦の建造を志望する]
更には、ロシア海軍の為の新たな駆逐艦の建造計画も公表されています。
当初は通常動力(ガスタービン機関)の予定でしたが、最近では原子力推進が有力視されています。
[ロシア新駆逐艦]
[ロシア海軍新世代原子力駆逐艦建造計画]
サンクトペテルブルク市の「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」は、新世代駆逐艦の受注を視野に入れて造船所の設備を拡張します。
[サンクトペテルブルク北方造船所は、原子力艦の建造を準備する]
[サンクトペテルブルク北方造船所はコルベット6隻とフリゲート6隻の建造契約を締結した]
「統合造船業営団」は、新たな駆逐艦や航空母艦の「共通プラットフォーム」を開発すると表明しています。
[ロシア海軍水上艦の共通プラットフォームが開発される]
今回のチルコフ中将の発言は、ロシア海軍及びロシア造船業界が、今後も、これらの艦の建造計画の続行(つまり、中止も凍結もしない)を表明したものです。
加えて、今回のチルコフ中将の発言では、ロシア海軍が、新たな「巡洋艦」の建造計画も有している事が明らかにされました。
ロシアは、2000年に新型巡洋艦の予備設計案を立案しています。
[新型巡洋艦プロジェクト2145]
むろん、この当時は、新たな巡洋艦を建造する資金など有る筈もなく、単なるスタディでした。
これまでに公表された情報によれば、「新たな駆逐艦」は排水量1万トン越えの原子力艦となるようです。
新たな「巡洋艦」ともなれば、それよりも大型になるのは確実でしょう。

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