ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルとセルプホフは地中海東部で演習を開始した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2016年8月15日14時26分配信
【地中海でロシア海軍艦艇グループの演習が始まった】

8月15日、ロシア打撃艦グループ地中海東部で戦術演習を開始した。
地中海における演習活動は、海軍の戦闘訓練計画に基づいて実施される。

演習中、テロリストに関連した危機的状況下で行動する艦隊の部隊の能力がチェックされる。

小型ロケット艦「セルプホフ」「ゼリョヌイ・ドル」で構成される打撃艦グループは、地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の艦船と連携し、実際の戦闘に限りなく近い条件下での砲及びミサイル射撃の実施を含めた一連の任務へ取り組む。

小型ロケット艦「セルプホフ」「ゼリョヌイ・ドル」は、最新の海洋配置長距離有翼ミサイル「カリブル」を装備する近代化された「ブヤン-M」シリーズ艦である。

ロシア海軍の同クラスの艦のミサイルは、2015年、シリアに位置するテロ組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)の施設へ効果的な打撃を与えた。


プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦「ゼリョヌイ・ドル」「セルプホフ」は、ロシア内陸部ゼレノドリスクA.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場で建造され、2015年12月12日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。
[巡航ミサイル"カリブル"を装備する最新鋭小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルとセルプホフはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

2016年2月8日から12日まで行なわれたロシア南方軍管区(黒海艦隊を含む)の抜き打ち演習では、上陸部隊の支援砲撃を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊はクリミア半島で上陸演習を行なった]


「ゼリョヌイ・ドル」は2016年2月13日にセヴァストーポリを出航して地中海東部へ向かい、4月14日に帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルはシリア沖から戻ってきた]

「セルプホフ」は2016年3月30日にセヴァストーポリを出航して地中海東部へ向かい、 7月24日に帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦セルプホフは地中海東部へ向かった]


2隻の小型ロケット艦は、7月31日にセヴァストーポリで行なわれた「ロシア海軍の日」観艦式へ参加しました。



8月11日、地中海東部で演習を行なう為に2隻揃ってセヴァストーポリを出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルとセルプホフは射撃演習の為に地中海東部へ向かった]
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8月12日にはボスポラス海峡を南下しました。
【alper böler氏のツイート:2016年8月12日13時13分】
ロシア海軍黒海艦隊のブヤン-M級ミサイルコルベットの602ゼリョヌイ・ドルと603セルプホフはボスポラス海峡を南下した。


そして8月15日、小型ロケット艦「ゼリョヌイ・ドル」「セルプホフ」地中海東部(シリア沖)へ到着し、演習が始まりました。


現在、地中海東部には、「ゼリョヌイ・ドル」「セルプホフ」以外に、少なくとも以下の8隻のロシア海軍の艦船が滞在しています。
この内の何隻かは「ゼリョヌイ・ドル」「セルプホフ」の演習へ参加するようです。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(バルト艦隊)
警備艦「プイトリーヴイ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(北方艦隊)
大型揚陸艦「アゾフ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ミンスク」(バルト艦隊)
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」(黒海艦隊)
海洋曳船MB-31(黒海艦隊)
中型海洋給油船「イマン」(黒海艦隊)



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なお、本日、カスピ小艦隊の20隻以上の艦艇も、カスピ海で演習を行なう為に出航しました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年8月15日11時0分配信
【カスピ小艦隊の艦艇は大規模演習の為に出航した】

出航したのは、プロジェクト11661K警備艦「タタールスタン」、「ダゲスタン」、プロジェクト21631小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ヴェリキー・ウスチュグ」、プロジェクト21630小型砲艦「ヴォルゴドンスク」、「マハチカラ」、基地掃海艇泊地掃海艇、その他の支援船です。

カスピ小艦隊の艦船グループは、仮想敵の水上艦及び航空機(南方軍管区所属機)との戦闘、陸上、海上、空中目標への砲とミサイルの発射、移動中の支援船からの物資の受け入れの訓練を実施します。
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