近代化されるロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは2016年9月に航行試験を開始する

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年8月19日20時42分配信
【「マルシャル・ウスチーノフ」は今秋に航行試験へと出航する】

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は今年秋に海上での航行試験を開始する。
以前、修復された艦は晩夏に試験を開始すると伝えられていた。


『海軍産業』(フロートプロム)は、北方艦隊巡洋艦の修理と近代化を実施しているセヴェロドヴィンスク工場『ズヴェズドーチカ』の広報サービスより伝えられた。

「8月末には、そのような計画(航行試験)は有りませんね」
対談者は説明した。

2017年初頭には、「マルシャル・ウスチーノフ」地中海での戦闘勤務へと向かわなければならない。

「マルシャル・ウスチーノフ」(プロジェクト1164「アトラント」)は、『61コムーナ記念工場』で1978年に起工された。
これまでの勤務中に「マルシャル・ウスチーノフ」は、ミサイル、砲、対潜複合体を使用した370回以上の戦闘演習を実施した。
巡洋艦は、ほぼ15万海里を航行し、公海上で1089時間を過ごした。

プロジェクト「アトラント」巡洋艦の排水量は13800トン、全長-186メートル、最大幅-20.8メートル。
艦は34ノットまでの速力を発揮できる。
乗組員は510名。
巡洋艦の主要打撃兵装は、16基のミサイル複合体P-500「バザーリト」発射機である。
加えて同艦は、砲、対空防衛手段のミサイル、魚雷発射管、深海爆弾を発射する為の反応弾発射機を装備する。


北方艦隊プロジェクト1164「アトラント」(「スラヴァ」級)ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(1986年11月5日就役)は、2011年6月、オーバーホールの為にセヴェロドヴィンスク市「ズヴェズドーチカ」工場へ到着しました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2011年6月30日14時25分配信
【北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は修理と近代化の為にセヴェロドヴィンスクへ到着した】

2012年10月末、ドックへ入渠しました。
[スラヴァ型ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはドック入りした]


2013年6月20日、進水式典が行なわれました。
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは進水する]


その後、レーダーなどを換装する近代化改装工事が始まりました。
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは近代化改装される]

既に「マルシャル・ウスチーノフ」には、MR-600「ヴォスホード」に代わり、大型3次元レーダーMR-650「ポドベレゾヴィク」が装備されています。
[大型3次元レーダー「ポドベレゾヴィク」]

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年3月18日16時51分配信
【「マルシャル・ウスチーノフ」は近代化されたレーダーを受け取った 】
「ポドベレゾヴィク」の他に、艦橋頭頂部のレーダー「フレガート-M2M」に換装されました。

「マルシャル・ウスチーノフ」は、2015年末までにロシア海軍へ復帰する予定でしたが、2016年末に延期されました。
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは2015年末にロシア海軍へ復帰する]
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは2015年末までにロシア海軍北方艦隊へ復帰する]
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは新型ミサイル兵装を受け取り、2016年に復帰する]

2015年12月初頭、「ズヴェズドーチカ」岸壁での係留試験が開始されました。
[近代化改装中のロシア海軍ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは係留試験を開始した]
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「マルシャル・ウスチーノフ」の航行試験は今年9月に開始され、今年12月末までにロシア海軍へ復帰します。
以前には、早ければ8月末から航行試験を開始すると伝えられていたのですが、今回の記事によると、8月末に航行試験開始の可能性は消えました。
[近代化されるロシア海軍のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは2016年夏-初秋に航行試験を始める]
[近代化されるロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは2016年8月末-9月に航行試験を開始する]


近代化改装を終えた「マルシャル・ウスチーノフ」は、復帰後の2017年初頭に地中海へ向かいます。
[近代化改装されるロシア海軍のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは2017年初頭に地中海へ行く]


「マルシャル・ウスチーノフ」以外のプロジェクト1164ロケット巡洋艦も、今後の近代化改装が予定されています。
[ロシア海軍の現用ロケット巡洋艦(プロジェクト1164及びプロジェクト1144)は近代化される]

太平洋艦隊旗艦親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、2020年までに近代化改装が実施されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは2020年までに近代化改装を行なう]
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