ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は地上攻撃の為の新たなシステムを装備する

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『イズベスチヤ』より
2016年9月2日0時1分配信
【ロシア海軍は著しい精密さでシリアのテロリストを攻撃する】

艦上戦闘機Su-33は超精密照準システムを受け取る。

今年11月にシリア沿岸での戦闘勤務へ出発するロシア重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上戦闘航空機は、地上目標を撃破する為の特殊な機能を取得する。

『イズベスチヤ』ロシア国防省が話したように、艦上戦闘機Su-33は、現在、精密誘導手段を備えた従来の無誘導爆弾の使用を可能にする特殊計算サブシステムSVP-24を装備している。
最近にロシア海軍航空隊へ補充された最新鋭機MiG-29KRは、誘導航空爆弾及びミサイルで敵に打撃を与える。

ロシア海軍総司令部の計画によると、重航空巡洋艦「クズネツォフ」が含まれる艦船グループは、今年11月に戦闘勤務へと向かう。

『イズベスチヤ』のデータによると、今後の戦闘航海時のロシア唯一の航空母艦の航空グループには、およそ10機のSu-33と4機のMiG-29KRが含まれる。
しかし、その構成はまだ確立されておらず、変更される可能性も有る。

「SVP-24を備え付けたSu-33は自由落下爆弾を使用して敵へ打撃を与えます」
ロシア軍当局
の消息筋は『イズベスチヤ』へ説明した。
「そして、MiG-29が使用する事になる航空機用兵器の目録は、未だ完全には定まっておりません。
ですが、GLONASS信号により誘導されるものを含めた爆弾KAB-500ファミリーの改正型、更にはミサイルKh-35が計画されています」


航空機製造業界の代理人が『イズベスチヤ』へ話したように、航空母艦「クズネツォフ」の甲板からのMiG-29KRの飛行習熟作業は始まったばかりである。
主な課題の1つは、最近に航空巡洋艦の艦上へ設置された航空機慣性航法システム~複合表示航空機慣性システム「イリメニ」との連携動作のチェックである。

「MiG-29KRへの正確な『慣性』の表示は、甲板上での移動や、地上及び海上目標への戦闘での使用及び照準の精度に影響を及ぼします。
この作業が完了した後でのみ、『29』は航空機用兵器を搭載してクズネツォフの甲板から発艦出来るようになる事は完全に明白です」

対談者は『イズベスチヤ』へ説明した。

『ゲフェスト(ヘファイストス)&T』により開発された特殊計算サブシステムSVP-24は、軍用航空機の機上機器に直接設置され、わずかに数ブロックである。
航空機の空間上の位置、その座標及び飛行データ、更には、目標のデータに基づき、特殊計算サブシステムは、爆弾を投下する最適な軌道を計算する。
目標との最大誤差は数メートルを超える事は無い。

『ゲフェスト(ヘファイストス)&T』社は、『イズベスチヤ』に対し、SVP-24に関する作業を行なっている事は認めたが、それ以上のコメントは拒否した。

「SVP-24を装備した前線爆撃機Su-24Mは、シリアのロシア航空宇宙軍において、主なワークホースとなりました」
軍事専門家アントン・ラヴロフ
『イズベスチヤ』へ話した。
「機械は充分な精度を示し、多くの国の軍事専門家の評価と理解を得ました」

アントン・ラヴロフが指摘したように、SVP-24は、GPSで修正する航空爆弾に代わるものとして、空軍先進国で非常に人気がある。
ロシアシステムは、従来の爆弾を使用して同様の精度を有し、遥かに安価である。

「Su-33へSVP-24を装備させるロシア大統領の要求は、昨年末に出されました。
ですが、法的根拠の困難さが故に、契約は今年春に署名されました」
ロシア海軍
の消息筋は『イズベスチヤ』へ話した。

最初の近代化された機は既に海軍航空隊へ引き渡されている。
更なる2機は、現在、モスクワ州ジュコフスキーで近代化を行なっている。

対談者によると、作業時間は不足しているが、は、が戦闘勤務へ出発する時までに、1個飛行中隊の10機のSu-33は準備が整う事を確信している。


[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]
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[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33(Su-27K)は空母の甲板への初着艦から25周年の記念日を迎えた]

ロシア海軍艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、空母「アドミラル・クズネツォフ」を母艦としています。
(普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留)
現在の総保有機は21機であり、この内の14機程度が稼働状態に在ります。
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Su-33は寿命延長近代化改修が行なわれており、少なくとも2025年までは運用されることになります。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]

第279連隊Su-33は、2016年4月26日から6月24日までクリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」で「発着艦」訓練を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカでの発着訓練を完了した]

その後、7月1日から母艦「アドミラル・クズネツォフ」での飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の飛行訓練が始まった]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の発着艦訓練が始まった]


「アドミラル・クズネツォフ」は、今年(2016年)秋に地中海東部への遠征が計画されており、現在、その為の準備が進められています。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征の準備を行なっている]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2016年秋に新たな艦上戦闘機と共に地中海東部へ行く]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの地中海遠征は約4ヶ月間に渡る]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは2016年10月20日よりも前に地中海へ向かうかもしれない]

地中海東部へ進出した「アドミラル・クズネツォフ」は、シリア領内のISIL(イラク・レバントのイスラム国)への空爆作戦へ参加します。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは2016年10月から2017年1月までISIL(イラク・レバントのイスラム国)への空爆作戦へ参加する]


これに先立ち、Su-33には、特殊計算サブシステムSVP-24が搭載されることになりました。
記事を読む限り、Su-33へのSVP-24装備は、昨年(2015年)末にロシア大統領(ウラジーミル・プーチン)が要求したようです。

ロシア海軍の現用のSu-33は、対地攻撃用の精密誘導兵器(誘導爆弾対地ミサイル)の搭載・運用能力を持っておらず、使用できるのは無誘導のロケット弾爆弾のみです。

『スホーイ商会』公式サイトより
【艦上戦闘機Su-33の武装】
砲兵装:内蔵式30mm機関砲
空対空ミサイル:R-27R1(パッシブレーダー誘導)、R-27T1(赤外線誘導)、R-73E(赤外線誘導)
無誘導(ロケット)弾:S-8KOM、S-80M、S-8BM、S-13T、S-130F、S-25-OFM-PU
航空爆弾:50kg、100kg、250kg、500㎏
集束カートリッジ爆弾:RBK-500
増加燃料漕:設置できない
懸架箇所:12


空対空ミサイル10発(R-73×4、R-27×6)を搭載して発艦するSu-27K(Su-33)



しかし、記事中で書かれているように、このSVP-24を装備する事により、無誘導航空爆弾を、誘導爆弾並みの精度で使用する事が可能となります。

つまり、Su-33もシリア空爆作戦へ直接参加する事が可能になります。
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