ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の建造契約は2018年以降に締結される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月6日12時21分配信
【潜水艦「ハスキー」の建造契約は2018年以降に締結される】
モスクワ、9月6日-ロシア通信社ノーボスチ

第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の建造契約は、潜水艦の予備設計が完成する2018年以降に締結される。
『統合造船業営団』の軍事造船担当副総裁イーゴリ・ポノマリョフは、ロシア通信社ノーボスチのインタビューに対し、こう述べた。

「第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクトハスキーの外観は、更なる形成状態に在ります。
多目的原子力潜水艦プロジェクトの予備設計の開発には、約2年を要します。
この艦を建造する契約を締結する可能性については、私共が、このプロセスを完了した後で現実のものとなるでしょう」
ポノマリョフ
は、『統合造船業営団』が参加するフォーラム『アルミヤ(軍)-2016』に関し、こう話した。

以前、『統合造船業営団』は、第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の外観の形成作業が始まったと発表した。
それは、現在建造され、ロシア海軍の戦闘編制へ受け入れられているプロジェクト885「ヤーセン」原子力潜水艦を代替する。

これまでに知られているのは、新たな多目的潜水艦将来戦略原子力潜水艦と最大限の統一を図る事と、その兵装が極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」という事だけである。


ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」は、モジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)となるようです。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]

この他、旧ソ連海軍「アルファ」級のような大幅な自動化による省力化も検討されています。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級は極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"を装備する]

ロシア造船業界の総元締・総本山である『統合造船業営団』は、「ハスキー」級の設計原案は2018年には出来上がると発表しました。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の設計原案は2018年に出来上がる]

2016年4月、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏は、第5世代原子力潜水艦「ハスキー」級多用途原潜戦略原潜を統合すると発言しました。
[ロシア海軍第5世代原潜ハスキー級は多用途原潜と戦略原潜を統合する?]

しかし、「ハスキー」級を設計する『マラヒート』機械製造局のトップ、ウラジーミル・ドロフェーエフ氏は、「ハスキー」級弾道ミサイルを搭載する事は出来ないと述べました。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜ハスキー級は第4世代原潜ヤーセン級の経験を基に開発され、弾道ミサイルを搭載しない]

「ハスキー」級の開発契約は既に締結されており、2020年以降に建造が始まります。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜ハスキー級の建造は2020年以降に始まる]


ロシア海軍第4世代多用途原潜プロジェクト885「ヤーセン」の建造は、2023年に就役する予定の7番艦で終了します。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

その後、第5世代多用途原潜「ハスキー」級の建造へ移行する事になるでしょう。
或いは、「ヤーセン」級が全て完成する前に「ハスキー」級の建造が始まる可能性も有りますが・・・
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