ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンはフィンランド湾での洋上試験を終えた

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月7日10時27分配信
【揚陸艦「イワン・グレン」はフィンランド湾での航行試験を完了した】
カリーニングラード、9月7日-ロシア通信社ノーボスチ

カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で建造された大型揚陸艦「イワン・グレン」は、工場航行試験の段階を完了し、次の出航の準備を始めた。
同社の代理人セルゲイ・ミハイロフは報道陣へ伝えた。

「8月15日から31日まで大型揚陸艦イワン・グレンはフィンランド湾海域に滞在し、艦のヘリコプター複合体の試験を実施しました。
工場航行試験プログラムの枠組みにおいてヘリコプターKa-29の作業が実施されました。
試験の遠征部分は成功裏に実施されました。
イワン・グレンは試験実施基地バルチースクへ戻り、艦は次の出航の為の準備を始めています」
ミハイロフ
は話した。

彼は、フィンランド湾での試験実施中に大型揚陸艦「イワン・グレン」の乗組員と試験実施チームに障害は無く、民間艇と乗員を保護した事を指摘した。
小型艇は8月28日に嵐の為に救援を求め、艦の後ろに付けて安全な場所まで同行し、非常事態省の部隊へ引き渡した。

大型揚陸艦「イワン・グレン」プロジェクト11711のトップ艦であり、公開株式会社『ネフスキー計画設計局』により開発された。
同艦は2004年12月に起工され、2012年5月に進水し、艦の係留試験は2015年10月に始まった。
ロシア連邦国防省の発注により、沿バルト造船工場『ヤンターリ』では、もう1隻の同プロジェクト艦-大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」が建造されており、2018年には海軍へ引き渡されなければならない。

プロジェクト11711大型揚陸艦は揚陸部隊の上陸と、車両及び機材の輸送の為に意図されており、300名までの海軍歩兵隊員、36両の装甲車両或いは13両の戦車を移送、上陸させる事が出来る。
艦は輸送-揚陸ヘリコプターKa-29を装備する。
同プロジェクトは、無防備の海岸へ艦から揚陸部隊と車両を(敵に)触れさせる事無く上陸させる為、ポンツーン設備を使うという世界でもユニークなアイデアを実現させている。


[新型揚陸艦イワン・グレン]

プロジェクト11771大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、それから約8年後の2012年5月18日に進水しました。
[新型揚陸艦イワン・グレンは進水する]


進水から3年以上経った2015年10月9日、ようやく係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の新型揚陸艦イワン・グレンは係留試験を開始した]

ロシア海軍への引き渡しは2015年末に予定されていたのですが、2016年に延期されました。
[大型揚陸艦イワン・グレンは2016年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の新世代水上艦の就役は2016年に延期された]

「イワン・グレン」は、2016年1月下旬から航行試験開始前の消磁作業を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレン近影(2016年1月下旬-2月中旬)]

「イワン・グレン」の航行試験(工場航行試験)開始時期は何度も延期されており、最近では5月末開始予定だったのですが、これも延期されました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは2016年5月末に航海試験を開始する]

6月17日、「イワン・グレン」は、ようやくカリーニングラード『ヤンターリ』造船所から「試験実施基地」即ちバルチースクへ移動しました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはカリーニングラード造船所からバルチースク基地へ移動した]

6月21日、航行試験の為の本格的な出航準備が始まりました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの航行試験が始まる]

6月25日、「イワン・グレン」は、初めての航行試験へ出発しました。
[ロシア海軍の最新鋭揚陸艦イワン・グレンは航海試験の為に出航した]

8月15日にはクロンシュタットへ入港し、8月23日~24日には輸送戦闘ヘリコプターKa-29の発着試験が行なわれました。
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その後もフィンランド湾で試験を行なっていた「イワン・グレン」は、8月28日に暴風海域で民間の小型ボートを保護しました。
[フィンランド湾で洋上試験中のロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは暴風海域で民間艇を保護した]

フィンランド湾での航行試験は8月31日に完了し、「イワン・グレン」バルチースクへ戻りました。

今後もバルト海で試験は続けられます。


「イワン・グレン」は2016年末までにロシア海軍へ引き渡されます。

「イワン・グレン」の乗組員は北方艦隊将兵で構成されている事から、就役後は北方艦隊へ配備されます。


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2015年6月に起工されたプロジェクト11711大型揚陸艦2番艦「ピョートル・モルグノフ」の建造工事も進められていますが、同型の建造は2隻で終了します。
[ロシア海軍の為のイワン・グレン型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは起工された]
[ロシア海軍はプロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)の調達を2隻で打ち切る]

その後は、より大型の汎用揚陸艦の建造へ移行します。
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦は『2018-2025年の国家軍備プログラム』において建造される]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
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