ロシア海軍の将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"の兵員輸送型が開発される

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『タス通信』より
2016年9月6日9時12分配信
【ロシア海軍の将来艦上ヘリコプターは新たなエンジンを得る】
クビンカ/モスクワ州、9月6日/タス通信

ロシア海軍の為に開発されている将来艦載ヘリコプター「ミノーガ」は、新たなエンジンと他のシステムを得る。
タス通信は、フォーラム『アルミヤ(軍)-2016』において海軍航空隊司令官イーゴリ・コジンより伝えられた。

彼によると、プロジェクトの作業は「計画通りに進められて」おり、今年には「技術設計が開始されます」

「未だ(設計作業の)期間については確たる事は申し上げられませんが、私が思いますに、かなりの長期間(の作業)になるでしょう。このヴァージョンは、とても複雑なものですからね。
将来的には設定されることになるでしょう。
その次の多くの様々なヴァージョンについては、近い内に取り組む時間は無いでしょう。
そのエンジンに関してですが、それは新しいものとなります。
実質的に全てが新しいものとなり、その(就役)時期は引き延ばされます」
コジン
は話した。

以前、ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』のマーケティング・市場開発担当総取締役代理アレクサンドル・シェルビニンは、タス通信のインタビューに対し、「ミノーガ」の技術的概要は既に定められていると話した。
合資会社『カモフ』設計主任セルゲイ・ミヘーエフによると、新たな艦上ヘリコプターは、約10年後に生産が開始される。


『タス通信』より
2016年9月8日12時53分配信
【ロシア海軍の為の新たな艦上ヘリコプターの揚陸ヴァージョンが作成される】
クビンカ/モスクワ州、9月8日/タス通信

ロシア海軍は、揚陸型を含めた将来艦上ヘリコプター「ミノーガ」の幾つかの派生型を受領する。
タス通信防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「ヘリコプターは、揚陸型を含めた複数のヴァージョンが開発されます。
その標準乗員は3名から成り、更に、海軍歩兵隊員の為の場所が提供されます」

対談者は、フォーラム『アルミヤ(軍)-2016』において、こう話した。

彼によると、来年(2017年)、「ミノーガ」へ取り組む為の企業協同へ、新たなヘリコプターのコンポーネントの最初の試験見本の作成が委託される。

タス通信は、これらの情報を公式に確認していない。

以前、ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』のマーケティング・市場開発担当総取締役代理アレクサンドル・シェルビニンは、タス通信のインタビューに対し、「ミノーガ」の技術的概要は既に定められていると話した。
合資会社『カモフ』設計主任セルゲイ・ミヘーエフによると、新たな艦上ヘリコプターは、約10年後に生産が開始される。


ロシア(ソ連)ヘリコプターメーカーである『カモフ』は、ソ連/ロシア海軍の一連の艦載ヘリコプターを開発しましたが、艦の格納庫などの制限により、寸法を大幅に変える事は有りませんでした。
これらのヘリコプターには、一貫して二重反転ローターが採用されました。

Ka-25(1961年7月20日初飛行、1971年12月軍備採用)
メインローター直径:15.74m
全長:9.75m
全幅:3.76m
全高:5.37m
通常離陸重量:6970kg
最大離陸重量:7140kg

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Ka-27(1973年12月24日初飛行、1981年軍備採用)
メインローター直径:15.90m
全長:12.25m
全幅:3.80m
全高:5.40m
通常離陸重量:10700kg
最大離陸重量:12000kg

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そして1990年代には、Ka-27シリーズの後継として新型艦載ヘリコプターKa-40(通常離陸重量12000-13000kg、最大離陸重量14000-15000kg)が計画されましたが、資金不足により開発は中止されました。
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現在は、ロシア海軍主力艦載ヘリコプターKa-27の近代化改修が進められており、機体寿命は10年間延長されます。
[ロシア海軍の艦載ヘリコプターKa-27PLとKa-27PSが近代化される]
[ロシア海軍航空隊の長距離対潜哨戒機Tu-142及び対潜ヘリコプターKa-27は2020年までに全機が近代化される]

しかし、Ka-27を未来永劫に渡り使用し続ける事は出来ないので、『カモフ』による新たな艦上ヘリコプターが開発されることになりました。
[ロシア海軍の為の将来多目的艦上ヘリコプターが開発される]
[ロシア海軍航空隊の為の新世代艦上ヘリコプターは2020年までに作成される]
[Ka-27の後継となるロシア海軍の新世代艦載ヘリコプターが開発される]

将来艦上ヘリコプター「ミノーガ」(ヤツメウナギ)と命名されており、機体のサイズはKa-27よりも幾分小さくなるようです。
機体設計は全く新しいものとなりますが(つまりKa-27ベースにはならない)、二重反転ローターは受け継がれます。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプターはミノーガと命名された]
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"の為の新たな通信システムが開発される]
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は全く新しい設計となる]

「ミノーガ」の開発が完了し、量産が始まるのは、約10年後~2025年頃になります。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は2025年頃から生産を開始する]


基本的には対潜ヘリコプター「ミノーガ」ですが、現用のKa-27と同様に、様々な派生型も開発されることになります。

現用の兵員輸送ヘリコプターKa-29の後継となる機体(ミノーガの兵員輸送型)も開発されるようです。
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[ロシア海軍航空隊へ戦闘輸送ヘリコプターKa-29が復活する]
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