ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2016』は始まった


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月12日20時13分配信
【ロシア連邦と中国の船員は演習における互いの旗艦を訪問した】
湛江(中国)、9月12日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍及び中国人民解放軍海軍の軍人は、演習『海洋協同-2016』へ参加する旗艦~大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」駆逐艦「広州」を互いに訪問した。

艦には合計で400名の将兵が訪れた。

「過去には、私共は、2012年にはここ(中国)に居ました。
今、我々の船員と中国の船員は、艦を互いに訪れました」
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
の被服供与部長は記者団へ話した。
彼によると、演習『海洋協同-2016』中にロシアの水兵は、艦が熱帯気候へ入った際に使用される熱帯ヴァージョンの制服を着用している。

次に、中国人民解放軍海軍の士官陳涛は、初めてロシア艦への訪問に参加した。
「僕は初めて、このような演習へ参加したのですが、僕にとって全てが新しいものでした。
ロシアの同僚と知り合う事は、非常に興味深いものでした」


「アドミラル・トリブツ」は、中国人女性の訪問を受けた。
「私は劉雪といいます。私は化学防護班の一員であり、階級は准尉です。
私は、駆逐艦広州で既に4年間勤務しています。
艦は、私にとっては、本当に家のようです」

彼女は話した。
「これは、私にとって初めて参加するロシア-中国演習です」
劉雪
は付け加えた。

日中にロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊の代表は、更に南海艦隊司令官への訪問を行ない、そして湛江市(広東省、中国南部)行政庁を訪れた。

中国との演習へ参加する為に到着した太平洋艦隊戦闘艦支隊は、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、大型揚陸艦「ペレスウェート」、海洋曳船「アラタウ」、給油船「ペチェンガ」で構成されている。
支隊の指揮官は、太平洋艦隊沿海地方小艦隊司令官ワジム・クリト少将である。

演習の活動段階(アクティブフェーズ)は、9月15日から19日まで実施される。
南シナ海において双方は、投錨中の艦船防衛の合同活動へ取り組み、護送船舶の捜索、救助、乗っ取られた船の解放、合同対空防衛における目標の探知及び認識といった活動が行なわれる。
演習中には更に、海上目標への合同でのミサイル・砲による攻撃が計画されている。
最終段階においては、占拠されたという想定下の島への合同での海上からの上陸及び空挺降下が計画されている。

最初の『海洋協同』演習は、山東省(中国東部)の青島市近辺の黄海で2012年4月22日から27日まで実施された。
それは、25隻の水上艦船及び潜水艦、航空機13機、ヘリコプター9機、2個特殊部隊が参加した。


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ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

特に、昨年8月に沿海地方で実施された『海洋協同-2015』第2段階では、ロシア海軍中国海軍合同上陸演習が初めて行なわれました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同上陸演習が沿海地方で始まった]

因みに、ロシア海軍は中国以外の外国海軍とも度々合同演習を行なっていますが、合同での上陸演習は、中国以外の海軍とは行なっておりません。
この事実からも、ロシア海軍は中国海軍との合同演習を特に重要視している事は明白です。


今年(2016年)には、『海洋協同-2016』が実施されます。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2016』の打ち合わせが北京で行われた]

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合同演習は、9月中旬に南シナ海で実施されます。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2016』は2016年9月12日から19日まで南シナ海で実施される]


9月4日、ロシア海軍(太平洋艦隊)側の『海洋協同-2016』参加艦船はウラジオストクを出航しました。
[中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加するロシア海軍艦船部隊は2016年9月初頭に湛江へ向かう]
[中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加するロシア海軍艦船部隊はウラジオストクを抜錨した]

[太平洋艦隊艦船支隊]
指揮官:ワジム・クリト少将
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
大型対潜艦」「アドミラル・ヴィノグラードフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
海洋曳船「アラタウ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」


9月5日早朝に対馬海峡を南下しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年9月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

9月12日に中国湛江へ到着しました。
[中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加するロシア海軍艦船部隊は中国の湛江へ到着した]

9月13日には、合同演習『海洋協同-2016』の開始式典が開催されました。

これまでと同様、今回の演習でも合同演習司令部が設置され、ロシア海軍側の演習統制官は、ロシア海軍副総司令官アレクサンドル・フェドテンコフ中将が務めます。
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フェドテンコフ中将は、2014年と2015年の『海洋協同』でも演習統制官を務めています。

合同演習には、双方から潜水艦2隻、水上艦船13隻、航空機およびヘリコプター20機以上、海軍歩兵隊員250名以上、12両の装甲兵員輸送車及び水陸両用装甲車が参加します。

ロシア海軍からは水上艦船5隻が参加するので、中国海軍からは潜水艦2隻、水上艦船8隻が参加する事になります。


合同演習の「活動段階」(実際の海上での演習活動)は9月15日から19日まで南シナ海で実施され、最終段階では、南シナ海の何れかの島への合同での上陸及び空挺降下が行なわれます。


2015年7月26日、新たなロシア連邦海洋ドクトリンが発表されましたが、この中では中国との友好関係の発展に重点が置かれています。
[ロシア連邦海洋ドクトリンは改訂された]
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