合同演習『海洋協同-2016』においてロシア海軍と中国海軍は艦船防衛及び捜索救助訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2016年9月16日8時44分配信
【演習『海洋協同-2016』の枠組みにおいてロシアと中国の軍事船員は、無防備の泊地における艦船の防衛へ取り組んだ】

ロシア海軍中国海軍の艦船乗組員は、演習『海洋協同-2016』の枠組みにおいて無防備の泊地における艦船防衛の為の全ての種類の組織的な保護の問題へ取り組んだ。

指定海域へ到着したロシア中国の艦船グループは、演習統制本部から与えられた任務の遂行へ取り掛かった。
先ず初めに、船員は、無防備の泊地における艦船の多角的対潜防衛、対空防衛と対舟艇防衛の要素へ取り組み、更には、合同機動演習中の通信訓練を実施した。

近い内に、乗組員には、海上での合同での船舶捜索救助及び臨検活動の訓練が待ち受けている。

中国との演習へ参加する為に到着した太平洋艦隊戦闘艦支隊は、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、大型揚陸艦「ペレスウェート」、海洋曳船「アラタウ」、給油船「ペチェンガ」で構成されている。
支隊の指揮官は、太平洋艦隊沿海地方小艦隊司令官ワジム・クリト少将である。

合同演習統制本部の情報によると、この活動へ参加するのは、潜水艦2隻、水上艦船13隻、航空機およびヘリコプター20機以上、海軍歩兵隊員250名以上、12両の装甲兵員輸送車及び水陸両用装甲車である。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2016年9月16日11時32分配信
【ロシアと中国の船員は演習『海洋協同-2016』の枠組みにおいて仮想遭難船の乗組員を救助した】

ロシア海軍中国海軍戦闘艦支隊は、海軍演習『海洋協同-2016』中に、遭難したという想定下の曳船「アラタウ」捜索救助の合同任務へ取り組んだ。

遭難信号を受信後、中国艦は船が位置する海域へ向かった。

このエピソードの駆け引きの枠組みにおいて単一計画下での人員捜索救助任務を遂行する為、ロシア中国の艦は同時に艦上航空隊のヘリコプターを発進させた。

仮想遭難船へ、援助及びダメージコントロールの為、ボートに乗った救助グループが派遣された。
訓練の最終段階は、仮想遭難船の曳航となった。

中国との演習へ参加する為に到着した太平洋艦隊戦闘艦支隊は、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、大型揚陸艦「ペレスウェート」、海洋曳船「アラタウ」、給油船「ペチェンガ」で構成されている。
支隊の指揮官は、太平洋艦隊沿海地方小艦隊司令官ワジム・クリト少将である。

合同演習統制本部の情報によると、この活動へ参加するのは、潜水艦2隻、水上艦船13隻、航空機およびヘリコプター20機以上、海軍歩兵隊員250名以上、12両の装甲兵員輸送車及び水陸両用装甲車である。

最初の『海洋協同』演習は、山東省(中国東部)の青島市近辺の黄海で2012年4月22日から27日まで実施された。
それは、25隻の水上艦船及び潜水艦航空機13機、ヘリコプター9機、2個特殊部隊が参加した。


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ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

特に、昨年8月に沿海地方で実施された『海洋協同-2015』第2段階では、ロシア海軍中国海軍合同上陸演習が初めて行なわれました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同上陸演習が沿海地方で始まった]

因みに、ロシア海軍は中国以外の外国海軍とも度々合同演習を行なっていますが、合同での上陸演習は、中国以外の海軍とは行なっておりません。
この事実からも、ロシア海軍は中国海軍との合同演習を特に重要視している事は明白です。



2016年9月4日、ロシア海軍(太平洋艦隊)側の『海洋協同-2016』参加艦船はウラジオストクを出航しました。
[中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加するロシア海軍艦船部隊は2016年9月初頭に湛江へ向かう]
[中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加するロシア海軍艦船部隊はウラジオストクを抜錨した]

[太平洋艦隊艦船支隊]
指揮官:ワジム・クリト少将
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
大型対潜艦」「アドミラル・ヴィノグラードフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
海洋曳船「アラタウ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」


9月5日早朝に対馬海峡を南下しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年9月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

9月12日に中国湛江へ到着しました。
[中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加するロシア海軍艦船部隊は中国の湛江へ到着した]
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2016』は始まった]

9月13日には、合同演習『海洋協同-2016』の開始式典が開催されました。

これまでと同様、今回の演習でも合同演習司令部が設置され、ロシア海軍側の演習統制官は、ロシア海軍副総司令官アレクサンドル・フェドテンコフ中将が務めます。
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フェドテンコフ中将は、2014年と2015年の『海洋協同』でも演習統制官を務めています。

合同演習には、双方から潜水艦2隻、水上艦船13隻、航空機およびヘリコプター20機以上、海軍歩兵隊員250名以上、12両の装甲兵員輸送車及び水陸両用装甲車が参加します。

ロシア海軍からは水上艦船5隻が参加するので、中国海軍からは潜水艦2隻、水上艦船8隻が参加する事になります。

9月13日にはロシア海軍中国海軍の将兵によるスポーツ大会が開催されました。
[合同演習『海洋協同-2016』においてロシア海軍と中国海軍の将兵によるスポーツ競技が行われた]

同じ9月13日には、ロシア海軍及び中国海軍の艦の消火班による消火訓練も行われています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月13日14時28分配信
【ロシアと中国の船員は事故処理活動へ取り組んだ】


9月14日には、ロシア及び中国海軍歩兵の戦闘訓練が行なわれました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月14日9時15分配信
【ロシアと中国の海軍歩兵は『海洋協同-2016』の枠組みにおいて演習を実施した】


9月15日、演習へ参加するロシア海軍中国海軍の艦船は湛江を出航し、南シナ海の演習実施海域へ向かいました。
[合同演習『海洋協同-2016』へ参加するロシア海軍と中国海軍の艦船は南シナ海へ出航した]

そして9月16日、停泊時の艦船防衛及び遭難船の捜索救助訓練が行われました。


合同演習の最終段階では、広東省沿岸への合同での上陸及び空挺降下が行なわれます。


2015年7月26日、新たなロシア連邦海洋ドクトリンが発表されましたが、この中では中国との友好関係の発展に重点が置かれています。
[ロシア連邦海洋ドクトリンは改訂された]
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