合同演習『海洋協同-2016』においてロシア海軍と中国海軍は対空・対潜戦闘訓練を行なった

16-0918a.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月17日7時26分配信
【ロシアと中国軍は海上演習において対空防衛任務を遂行した】
湛江(中国)、9月17日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍中国人民解放軍海軍の将兵は、演習『海洋協同-2016』の枠組みにおいて海上での合同対空防衛任務への取り組みを成功裏に行なった。
土曜日に合同演習統制本部太平洋艦隊情報供給部の代表は報道陣へ伝えた。

「海上においてロシアの大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラ―ドフ、更には中国の駆逐艦・広州と警備艦・黄山、大慶、三亜は、補給艦・軍山湖と給油船ペチェンガの護衛任務を遂行しました。
演習の枠組みにおいてロシア艦は、戦術グループの一員としての合同での目標割当と機動作戦、対空防衛の任務への取り組みを成功裏に行いました」

本部の代理人は話した。

「演習実施中に4機の戦闘爆撃機JH-7Aの攻撃を撃退する為、艦は対空防衛隊列の構築へ取り組みました。
参加者は、各艦の為のセクターへの目標の割り当てを行ない、演習の要素を実行中の乗組員の間の無線通信システムの使用に習熟しました。
全ての空中目標は捕捉、追尾され、合同戦術艦グループより成功裏に破壊されました」

彼は付け加えた。

中国との演習へ参加する為に到着した太平洋艦隊戦闘艦支隊は、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、大型揚陸艦「ペレスウェート」、海洋曳船「アラタウ」、給油船「ペチェンガ」で構成されている。
支隊の指揮官は、太平洋艦隊沿海地方小艦隊司令官ワジム・クリト少将である。

合同演習統制本部の情報によると、この活動へ参加するのは、潜水艦2隻、水上艦船13隻、航空機およびヘリコプター20機以上、海軍歩兵隊員250名以上、12両の装甲兵員輸送車及び水陸両用装甲車である。

最初の『海洋協同』演習は、山東省(中国東部)の青島市近辺の黄海で2012年4月22日から27日まで実施された。
それは、25隻の水上艦船及び潜水艦航空機13機、ヘリコプター9機、2個特殊部隊が参加した。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月17日13時14分配信
【ロシアと中国の船員は対潜防衛の要素へ取り組んだ】
湛江(中国)、9月17日-ロシア通信社ノーボスチ

南シナ海で実施されている演習『海洋協同-2016』の枠組みにおいて、ロシア中国の艦は対潜防衛の要素への取り組みを成功裏に行った。
合同演習統制本部は報道陣へ伝えた。

「大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラ―ドフ、更には駆逐艦・広州と警備艦・黄山、大慶、三亜で構成されるロシアと中国の合同対潜任務部隊は、海上での一連の戦闘演習任務を遂行しました。
艦上対潜航空隊から参加したヘリコプターKa-27PLとZ-9Cの乗組員は対潜兵器の模擬使用による仮想敵潜水艦の探知と破壊へ取り組みました」

本部の代理人は話した。

探索中に艦船部隊の水中音響複合体、更には艦上対潜航空隊が積極的に使用された。
「グループ指揮官の選択は、対潜ヘリコプター~2機のKa-27PLと2機のZ-9Cの使用を意味する彼の決断の実行を可能にし、与えられた戦闘課題を成功裏を解決する確率の増大を可能にしました」
対談者は説明した。

同時に、海上移動中の艦の対潜及び対空防衛の戦術動作への取り組みが行なわれ、戦闘艇、軍事輸送航空隊、海軍歩兵部隊と兵器を用いたダーシャ島への海洋揚陸部隊の上陸の為の訓練が実施された。

合同演習統制本部の情報によると、この活動へ参加するのは、潜水艦2隻、水上艦船13隻、航空機およびヘリコプター20機以上、海軍歩兵隊員250名以上、12両の装甲兵員輸送車及び水陸両用装甲車である。


16-0406h.jpg
ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

特に、昨年8月に沿海地方で実施された『海洋協同-2015』第2段階では、ロシア海軍中国海軍合同上陸演習が初めて行なわれました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同上陸演習が沿海地方で始まった]

因みに、ロシア海軍は中国以外の外国海軍とも度々合同演習を行なっていますが、合同での上陸演習は、中国以外の海軍とは行なっておりません。
この事実からも、ロシア海軍は中国海軍との合同演習を特に重要視している事は明白です。



2016年9月4日、ロシア海軍(太平洋艦隊)側の『海洋協同-2016』参加艦船はウラジオストクを出航しました。
[中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加するロシア海軍艦船部隊は2016年9月初頭に湛江へ向かう]
[中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加するロシア海軍艦船部隊はウラジオストクを抜錨した]

[太平洋艦隊艦船支隊]
指揮官:ワジム・クリト少将
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
大型対潜艦」「アドミラル・ヴィノグラードフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
海洋曳船「アラタウ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」


9月5日早朝に対馬海峡を南下しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年9月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

9月12日に中国湛江へ到着しました。
[中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加するロシア海軍艦船部隊は中国の湛江へ到着した]
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2016』は始まった]

9月13日には、合同演習『海洋協同-2016』の開始式典が開催されました。

これまでと同様、今回の演習でも合同演習司令部が設置され、ロシア海軍側の演習統制官は、ロシア海軍副総司令官アレクサンドル・フェドテンコフ中将が務めます。
フェドテンコフ中将は、2014年と2015年の『海洋協同』でも演習統制官を務めています。

合同演習には、双方から潜水艦2隻、水上艦船13隻、航空機およびヘリコプター20機以上、海軍歩兵隊員250名以上、12両の装甲兵員輸送車及び水陸両用装甲車が参加します。

ロシア海軍からは水上艦船5隻が参加するので、中国海軍からは潜水艦2隻、水上艦船8隻が参加する事になります。

9月13日にはロシア海軍中国海軍の将兵によるスポーツ大会が開催されました。
[合同演習『海洋協同-2016』においてロシア海軍と中国海軍の将兵によるスポーツ競技が行われた]

同じ9月13日には、ロシア海軍及び中国海軍の艦の消火班による消火訓練も行われています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月13日14時28分配信
【ロシアと中国の船員は事故処理活動へ取り組んだ】


9月14日には、ロシア及び中国海軍歩兵の戦闘訓練が行なわれました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月14日9時15分配信
【ロシアと中国の海軍歩兵は『海洋協同-2016』の枠組みにおいて演習を実施した】


9月15日、演習へ参加するロシア海軍中国海軍の艦船は湛江を出航し、南シナ海の演習実施海域へ向かいました。
[合同演習『海洋協同-2016』へ参加するロシア海軍と中国海軍の艦船は南シナ海へ出航した]

9月16日には、停泊時の艦船防衛及び遭難船の捜索救助訓練が行われました。
[合同演習『海洋協同-2016』においてロシア海軍と中国海軍は艦船防衛及び捜索救助訓練を行なった]

同じ9月16日には、不審船の共同臨検訓練も行われました。
不審船の役を務めたのは、両国海軍の補給艦(給油船)です。
[合同演習『海洋協同-2016』においてロシア海軍と中国海軍は不審船の臨検訓練を行なった]

そして9月17日には対空防衛及び対潜戦闘訓練が行われました。

合同演習の最終段階では、広東省沿岸への合同での上陸及び空挺降下が行なわれます。


2015年7月26日、新たなロシア連邦海洋ドクトリンが発表されましたが、この中では中国との友好関係の発展に重点が置かれています。
[ロシア連邦海洋ドクトリンは改訂された]
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。