ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mは近代化される重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフに搭載される


『タス通信』より
10月1日15時12分配信
【(ロシア)海軍は来年(2017年)から「パーンツィリ」海洋ヴァージョンの受領を開始する】
クラスノアルメイスク/モスクワ州/タス通信/10月1日
プロジェクト1144重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、来年(2017年)にミサイル-砲複合体「パーンツィリ」海洋ヴァージョンを武装として受け取る最初の戦闘艦となる。
タス通信は、『シプノフ記念機器製造設計局』(「パーンツィリ」の開発企業)総務取締役ドミトリー・コノプレフより伝えられた。
「それは来年から受領が開始されます。
最初にアドミラル・ナヒーモフ が装備します」
彼は話した。
彼によると、巡洋艦には6基の「パーンツィリ」が設置される。
以前、機器製造設計局の海上配置高射複合体の設計主任アレクサンドル・ジューコフは、ロシア海軍の艦への装備の為に意図されている「パーンツィリ-M」は既に量産を開始しているとタス通信へ伝えた。
艦載改正型「パーンツィリ」は、陸上複合体「パーンツィリ-S1」のミサイルの他に、無人機により誘導できる将来ミサイル「ヘルメス-K」を装備できる。
開発者が言ったように、将来的に「パーンツィリ-M」は複合体「コールチク」を代替する。
「パーンツィリ-S1」(SA-22グレイハウンド)は、ロシアの最新高射ミサイル砲複合体です。
「パーンツィリ-S」は様々なヴァージョン(ロシア空挺軍、ロシア海軍、ロシア空軍、ロシア陸軍向け)が計画されています。

ロシア海軍向けの艦載ヴァージョンも開発されています。
[パーンツィリ-Mは近い将来にロシア海軍へ採用される]
[ロシア海軍は2016年から高射複合体パーンツィリ-Mを受け取る]
「パーンツィリ-M」の生産準備も進められています。
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mの生産準備は進められている]
2015年8月下旬、ロシア国防省(ロシア海軍)は、3基の「パーンツィリ-M」の購入契約を締結しました
[ロシア海軍の為に3基の新型高射複合体パーンツィリ-Mが発注される]
そして今回、「パーンツィリ-M」は、先ず初めに大規模な近代化改装が行なわれている北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」へ搭載される事が明らかにされました。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは近代化改装により新たな情報管理システムを受け取る]
「アドミラル・ナヒーモフ」は、就役時には6基の高射ミサイル砲複合体「コールチク」を装備していましたが、これが「パーンツィリ-M」へ換装される事になります。

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