ロシア海軍はシリアのタルトゥースへ恒常的な基地を作る

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年10月10日13時28分配信
【ロシア海軍は恒常的にシリアへ駐留する】

ロシアはシリアのタルトゥースへ恒常的な海軍基地を作成する。
10月10日・月曜日、文民のロシア国防次官ニコライ・パンコフは表明した。


「シリア領内において我々はタルトゥースへ恒常的な海軍基地を有する事になります。
然るべき文書は現在準備されています。
それは省庁間の調整プロセスを経て、私共は、合意の速やかな批准が求められる事を願っております」
『ロシア通信社ノーボスチ』
は、連邦院の議員を前にしたパンコフの演説を引用した。

1971年、ソヴィエト社会主義共和国連邦タルトゥース海軍物資・技術供給所を配置する合意を締結した。
それは、元々は第5作戦(地中海)戦隊の艦船の修理、燃料、水、消耗物資の供給の為に作成された。
1991年のソヴィエト社会主義共和国連邦の解体後、地中海戦隊は解散したが、シリア海軍物資・技術供給所は残された。
1991年から2007年までの地中海への1回限りの航海において、海軍の艦船は燃料や食料の在庫を補充する為にタルトゥースへ寄港した。

現在、タルトゥースのポイントは、地中海におけるロシア海軍の唯一の基盤点である。

先週、タルトゥース海軍基地と、その沿岸ゾーンへ滞在するロシア海軍作戦連合部隊の艦船の上空を防護する為に意図された高射ミサイルシステムS-300大隊がシリアへ送られた。

現在、地中海ロシア海軍グループでは、10隻の艦船が勤務に就いている。

先週、作戦連合部隊のローテーションが行なわれ、小型ロケット艦「ゼリョヌイ・ドル」、「セルプホフ」「ミラーシュ」が加わった。



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記事中で触れられているように、現在、シリアタルトゥースには、ロシア海軍第720物資・技術供給所が置かれています。
元々は、ソ連邦海軍時代の1971年に設立されたものです。

これは、地中海東部で行動するロシア海軍の艦船へ各種物資を補充し、更には、艦船の整備や簡単な修理を行なう為のものです。

この為、タルトゥースには黒海艦隊工作船1隻が交代で常駐しています。

ロシア海軍は2013年初頭から地中海東部へ艦船を常時展開させており、同年6月1日には、地中海ロシア海軍艦船を統一指揮する為、「地中海作戦連合部隊」が創設されました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]



2015年10月には、タルトゥース港内の浚渫作業が行なわれました。
[ロシア海軍はシリアのタルトゥース港の浚渫作業を行なった]

そして2016年10月、ロシア国防省は、タルトゥースへ恒常的な海軍基地を作成する意向を示しました。


なお、ロシア連邦軍は、最近になって高射ミサイル複合体S-300VM(SA-23 Gladiator)シリアへ配備しています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年10月4日20時33分配信
【(ロシア)国防省はシリアへ複合体S-300を送り届けた目的について述べた】

その目的について、ロシア国防省公式代理人イーゴリ・コナシェンコフ少将は「シリアのタルトゥース海軍基地と、その沿岸海域に居るロシア海軍艦船を潜在的な空中脅威から護る為」と説明しました。
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