ロシア海軍は2016年7月-9月に100基以上の巡航ミサイル"カリブル"及び超音速対艦ミサイル"オーニクス"を受領した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年10月21日13時46分配信
【(ロシア)海軍は2016年第3クオーター(7-9月)に100基以上のミサイル「カリブル」と「オーニクス」を受領した】
モスクワ、10月21日-ロシア通信社ノーボスチ

軍の代表は、海軍の為として2016年第3クオーターに100基以上のミサイル「カリブル」「オーニクス」、更には沿岸ミサイル複合体を受領した。
ロシア国防相代理ユーリー・ボリソフは表明した。

「海軍の為に100基以上のミサイル複合体カリブルと対艦ミサイル複合体オーニクスを受領しました」
ボリソフ
は統一軍事製品受領日に、こう話した。

加えて、海軍の為にプロジェクト22870救助船、4隻のプロジェクト02690自走海上クレーン西方軍管区の為に沿岸ミサイル複合体「バル」「バスチオン」が供給されたとボリソフは付け加えた。



有翼ミサイル「カリブル」(対地/対艦/対潜用)は、輸出用有翼ミサイル「クラブ」シリーズのロシア海軍向けヴァージョンです。
[対艦(対地)巡航ミサイル「クラブ」]
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

現在、ロシア海軍では、プロジェクト11356警備艦プロジェクト11661K警備艦「ダゲスタン」プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦プロジェクト06363潜水艦プロジェクト671RTMK原子力大型潜水艦「オブニンスク」に搭載されています。

2015年10月以降には、何度か実戦で使用されています。

・2015年10月7日カスピ小艦隊警備艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」カスピ海南方からシリアへ発射。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]

・2015年11月20日カスピ小艦隊警備艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」カスピ海南方からシリアへ発射。
[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

・2015年12月8日黒海艦隊潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」地中海東部からシリアへ発射。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部からシリアのISIL(イラク・レバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

・2016年8月19日黒海艦隊小型ロケット艦「ゼリョヌイ・ドル」、「セルプホフ」地中海東部からシリアへ発射。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルとセルプホフはシリアのアル=ヌスラ戦線を巡航ミサイル"カリブル"で攻撃した]

「カリブル」は、2016年前半(1月~6月)には計47基がロシア海軍へ納入されています。
[ロシア海軍は2016年前半に47基の巡航ミサイル"カリブル"を受領した]


一方、超音速対艦有翼ミサイル「オーニクス」(輸出名「ヤーホント」)は、2002年9月23日付でロシア海軍へ軍備採用されています。
[新世代超音速対艦ミサイル「オーニクス」(ヤーホント)]
[ロシア海軍の超音速対艦ミサイル"オーニクス"は近代化される]

「オーニクス」搭載艦として、プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦プロジェクト22350フリゲートの建造も始まりましたが、財政難などにより工事は遅延し、就役は大幅に遅れました。
[新世代多用途原潜ヤーセン級]
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]

従って、ロシア海軍への配備数は「カリブル」よりも少ないようです。


そして今回、ロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフ氏は、2016年第3クオーター(7月~9月)の3ヶ月間で計100基以上の「カリブル」「オーニクス」ロシア海軍へ納入された事を明らかにしました。

ただ、「計100基以上」の内、「カリブル」が何基で「オーニクス」が何基なのかまでは明らかにしませんでしたが・・・
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