ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北大西洋から戻ってきた

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年10月22日10時31分配信
【海軍の艦は北大西洋での対空防衛演習の後にバルチースクへ戻った】
モスクワ、10月22日-ロシア通信社ノーボスチ
バルト艦隊の軍艦「ボイキー」と「ソーブラジテルヌイ」は、北大西洋での対空防衛演習の後にバルチースクへ戻った。
西方軍管区下のバルト艦隊広報サービス・情報供給部は発表した。
「バルト艦隊のコルベット"ボイキー"と"ソーブラジテルヌイ"は、北大西洋での任務遂行後に軍港バルチースク市へ入りました。
コルベットの航海は15日以上に渡りました。
航海中に艦の乗組員は、対空防衛及び対潜防衛に関連する共同演習を含めた10以上の様々な戦闘演習任務を遂行しました。
航海の主な目的は、大西洋における海軍の存在の確保と(海軍)旗のデモンストレーションでした」
声明では、こう述べられた。
コルベットに駐留する海軍航空隊の艦載ヘリコプターKa-27の乗員は、大西洋上で何度かの飛行勤務を遂行し、仮想敵潜水艦の探索と水上目標の検出の訓練を実施した事が指摘された。
また、艦は何の問題も無く航海から戻った事が強調された。
艦の歓迎式典には、バルト艦隊司令部、バルチースク市庁の代表、艦隊の退役将兵、更にはバルト艦隊船員の家族や親類が出席した。
航海で功績のあった将兵には艦隊司令部から価値ある贈り物が授与された。
ロシア海軍の最新鋭コルベット・プロジェクト20380は現在までに4隻が就役し、全てバルト艦隊へ配備されています。
「ステレグーシチー」(550):2008年2月27日就役

「ソーブラジテルヌイ」(531):2011年10月14日就役

「ボイキー」(532):2013年5月16日就役

「ストイーキー」(545):2014年7月27日就役

20380は基本的にはバルト海の中で行動していますが、今年6月下旬にはコルベット「ボイキー」と「ストイーキー」がバルト海を出て北海へ進出しています。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北海から戻ってきた]
今回は「ボイキー」と「ソーブラジテルヌイ」が10月初頭に北大西洋へ進出し、10月22日にバルチースクへ帰港しました。
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