ロシア海軍の小型原潜母艦BS-64ポドモスコヴィエは航行試験を開始した


『タス通信』より
2016年10月24日10時12分配信
【原子力潜水艦「ポドモスコヴィエ」は近代化後の航行試験へ出発した】
アルハンゲリスク、10月24日/タス通信

特殊用途原子力潜水艦「ポドモスコヴィエ」は、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(セヴェロドヴィンスク)での修理と近代化の後、航行試験の為に出港した。
火曜日、工場の広報サービスは発表した。

「造船合資会社・艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(合資会社『統合造船業営団』へ加入)は、大型原子力潜水艦ポドモスコヴィエの修理及び近代化の作業を完了しました」
声明では、こう述べられた。
「10月22日・土曜日、同艦は工場水域を去り、工場航行試験プログラム実行の為に出港しました」

「海洋条件下で艦の乗組員と『ズヴェズドーチカ』の試験実施チームは、原子力潜水艦の全てのシステムと機構の点検サイクルを実行し、計画課題へ取り組み、潜水艦の設計特性を確認します」
広報サービスは説明した。

以前、タス通信『ズヴェズドーチカ』から伝えられたように、潜水艦「ポドモスコヴィエ」は1986年にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』においてプロジェクト667BDRMとして建造された。
昨年8月11日、造船台からの出渠式典が開催され、その後、原子力艦は進水した。
潜水艦は今年中にロシア海軍へ引き渡される事になるだろう。

公開情報によると、潜水艦プロジェクト667BDRMロケット艦K-64から水中装置搭載艦ヘ改造されている。
その近代化は1999年から実施された。
既知のように、潜水艦の船体からミサイル区画が取り除かれ、その場所に小型潜水艦搭載の為の構造物が挿入された。



プロジェクト667BDRM(デルタIV級)戦略用途ロケット水中巡洋艦K-64は1982年12月18日に起工され、1984年3月3日に進水し、1986年12月23日にソ連海軍へ納入されました。

翌1987年2月23日に赤旗北方艦隊第3潜水艦小艦隊・第13潜水艦師団へ編入され、正式に就役しました。

1988年10月に弾道ミサイルの発射訓練を行なった後、同年11月から戦闘勤務(戦略核パトロール)に就きました。

その後、1995年まで戦闘勤務に就いていましたが、1999年からは第2カテゴリー予備役となり、セヴェロドヴィンスク市艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」へ回航され、特務原潜(小型原潜母艦)プロジェクト09787への改造工事が始まりました。
これに伴い、K-64BS-64と改称されました。

2002年以降、弾道ミサイル区画が撤去されました。
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2008年に「ポドモスコヴィエ」と命名されました。

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その後の動向は明らかにされませんでしたが、改造工事は進められ、2015年8月11日に造船台を出渠し、翌12日に進水しました。
[ロシア海軍の小型原潜母艦BS-64ポドモスコヴィエは造船台を出た]
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そして2016年10月22日、航行試験の為にセヴェロドヴィンスクを出航しました。
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「ポドモスコヴィエ」は、2016年末までにロシア海軍へ引き渡される予定です。
[特務原潜ポドモスコヴィエとAS-15は2016年末までにロシア海軍へ復帰する]
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