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ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する

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『タス通信』より
2016年10月28日12時28分配信
【ロシア海軍は10隻以上の新型コルベット・プロジェクト20386の取得を計画している】
サンクトペテルブルク、10月28日/タス通信

ロシア海軍は、サンクトペテルブルクで金曜日に1番艦が起工された新型コルベット・プロジェクト20386の10隻以上の取得を計画している。
海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクは報道陣へ伝えた。

「もちろん、生産は継続します。
10隻以上の艦を見込んでおります」

彼は話した。

「このシリーズの建造計画は、2050年までの造船プログラムに記載されています」
副総司令官は付け加えた。

ブルスクによると、プロジェクト20386コルベットは多機能になり、特に対潜任務を遂行できるようになる。
同プロジェクトを開発した中央海洋設計局『アルマーズ』総取締役アレクサンドル・シリャフテンコは、これらの艦にはミサイル複合体「カリブル」を装備できる事を指摘した。

今日(10月28日)、サンクトペテルブルク『北方造船所』で、新たなタイプの1隻目-「ジェルスキー」が起工された。
同社は、ロシア海軍が2021年に艦を受領すると発表した。

『北方造船所』の発表によると、コルベットの排水量は3400トン、全長は109メートルである。
艦は、電動機部分が組み込まれたガスタービン装置を装備する。
それは2基のガスタービンエンジンM90FR(各出力27500馬力)と2基の電動機(出力2200馬力)を受け取る。
コルベットの航続距離は5000海里であり、乗員は80名で構成される。



[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]
ロシア海軍への引き渡しは2021年に予定されています。

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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
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