ロシア海軍の為の新世代戦略原潜ボレイ級5番艦クニャージ・オレグの船体(耐圧殻)の水密試験は完了した

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年11月14日9時33分配信
【ロケット水中巡洋艦「クニャージ・オレグ」の船体の水密性試験が行われた】
モスクワ、11月14日-ロシア通信社ノーボスチ
株式会社『生産合同セヴマシュ』により建造された第4世代のプロジェクト955A「ボレイ-A」戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・オレグ」の強度船体(耐圧殻)は水密性試験を実施した。
同社の広報サービスは月曜日に発表した。
「新世代の戦略水中ロケット艦の最初の生産艦クニャージ・オレグ(プロジェクト「ボレイ-A」)は、強度船体の基本的な水密性試験を完了しました」
声明では、こう述べられた。
指摘されたように、船体の水密性の点検は複雑な多くの過程であり、多くの準備時間を必要とする。
現時点では、艦の強度船体の試験の為の作業が進められている。
「試験は成功裏に実施されました。
これは、2014年の起工から始まった原子力潜水艦の作業は、良質で実行されたと御話する事が出来ます。
船体は、設計時本来の性能を引き出しました」
『セヴマシュ』広報サービスは、潜水艦の納入責任者ミハイル・ポルジコフの談話を引用して話した。
「クニャージ・オレグ」はサンクトペテルブルクの株式会社『海洋工学中央設計局ルビーン』で設計され、最新世代に属する原子力戦略ロケット艦であり、弾道ミサイル「ブラヴァー」で武装している。
これは、原子力潜水艦「ボレイ/ボレイ-A」の第5の船体でる。
最初の3隻のロケット艦はプロジェクト955「ボレイ」の下で建造され、ロシア海軍の戦闘編制へ移管されている。
各原子力艦は、艦内に16基の海洋配置大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」を搭載する。
プロジェクト955A「ボレイ-A」ロケット巡洋艦のトップ~「クニャージ・ウラジーミル」は北方艦隊の為に『セヴマシュ』で建造されている。
2014年には2隻の同プロジェクト潜水艦~「クニャージ・オレグ」と「ゲネラリーシムス・スヴォーフ」が、2015年には「インペラ―トル・アレクサンドルIII」が起工された。
ロシア海軍の戦闘編制は、合計で8隻の「ボレイ」の保有を計画している。
[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]
ロシア海軍の第4世代戦略原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」の5番艦「クニャージ・オレグ」は、2014年7月27日に起工されました。
(改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」としては2番艦)
[ボレイ級戦略原潜5番艦クニャージ・オレグはロシア海軍の日に起工された]
起工後の作業の進捗状態は、これまで公表されていませんでしたが、今回、強度船体(耐圧殻)の水密試験が完了した事が明らかにされました。
つまり、「クニャージ・オレグ」の耐圧殻は完成したという事です。
(「ボレイ」級は複殻式船体)
「クニャージ・オレグ」の就役は2019年に予定されています。
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