ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア領内のテロ組織へ巡航ミサイルを発射した



『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年11月15日14時23分配信
【フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」はシリアの目標へミサイルを発射した】
ソチ、11月15日-ロシア通信社ノーボスチ

フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」シリアの目標へ有翼ミサイルを発射した。
国防相セルゲイ・ショイグは発表した。

「我々は、テロリストと戦うシリア軍への援助を続けます」
彼は、大統領ウラジーミル・プーチンが開催した国防省幹部と防衛企業の伝統的な会合において表明した。

国防相は、ロシアイドリブ県ホムス県に位置する「イスラム国」「アル=ヌスラ戦線」(双方ともロシアでは非合法グループ)へ大きな打撃を与える為の大規模作戦を開始したと説明した。
「アドミラル・グリゴロヴィチ」も、この作戦へ参加した。

「同艦は今日、所定の偵察目標へ有翼ミサイル"カリブル"を発射しました」
ショイグ
は話した。

「そして、ロシア海軍の歴史上初めて航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフが戦闘行動への参加を始めました」
ショイグ
は付け加えた。
彼によると、巡洋艦から航空機Su-33が発進した。

国防相は更に、シリアの目標へ、沿岸ミサイル複合体「バスチオン」が更なる打撃を与えたと述べた。
彼によると、タルトゥース基地のロシア海軍グループ及びフマイミーン「バスチオン」によってカバーされており、それを低空飛行目標から防護する為、高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ」が展開している。
また、長射程の高射ミサイルシステムS-400が在る事をショイグは想い起した。

「加えて、私達は、この為に7基のS-300(VM)を追加しており、既に、ほぼキプロスまでを含めた海上部分をカバーしています」
彼は締め括った。



ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)プロジェクト11356Rの1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2016年3月11日に就役しました。
[プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)1番艦アドミラル・グリゴロヴィチはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

6月9日にセヴァストーポリ基地へ到着しました。
[ロシア海軍最新フリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着した]

7月13日には黒海で戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新フリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で砲撃訓練を行なう]

8月下旬には「抜き打ち演習」へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊とカスピ小艦隊は抜き打ち演習へ参加する]


9月24日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は初めての地中海航海へと出発しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはギリシャへ向かった]

地中海へ出た「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、9月28日にギリシャケルキラ(コルフ)島を訪問しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはギリシャのケルキラ(コルフ島)を訪問した]
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10月3日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」ギリシャから去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはギリシャを去った]

10月7日にセヴァストーポリへ帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはセヴァストーポリへ帰投した]


それから約1ヶ月後の11月3日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は再び地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア沖へ向かった]

11月4日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。
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現在は北方艦隊重航空巡洋艦(空母)「アドミラル・クズネツォフ」を中核とするロシア海軍空母機動部隊へ加わっているようです。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は作戦行動の事前調査の為にシリア上空を飛行する]
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを中核とするロシア海軍空母機動部隊はシリア沖へ到着した]

「アドミラル・グリゴロヴィチ」は11月11日頃までシリアタルトゥース港へ寄港して各種物資を補充しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチは巡航ミサイルによるシリア領内のテロ組織への攻撃を準備する]


そして11月15日、シリア領内イドリブホムスISIL(イラク・レバントのイスラム国)及びアル=ヌスラ戦線の施設への攻撃が開始されました。
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[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]

攻撃へ参加したのは重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機、沿岸ミサイル「バスチオン」(本来は地対艦ミサイル)であり、この他、「アドミラル・グリゴロヴィチ」有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
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