クリミア半島へロシア海軍の地対艦ミサイル"バスチオン"のサイロ発射型が配備される

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『インタファクス』より
2016年11月18日17時0分配信
【クリミアでサイロ式沿岸ミサイル複合体「ウチョス」の戦闘準備が復活した】
モスクワ、11月18日、インタファクス-ロシア

サイロ式沿岸ミサイル複合体「ウチョス」大隊はクリミアで復活した。
金曜日に『インタファクス』は消息筋より伝えられた。

「復活した複合体は、その生存性を証明する為、数回のミサイル発射の実施が意図されています。
将来的には、この基地にはミサイル複合体バスチオンのサイロ配置型の展開が意図されております」

対談者は話した。

[複合体「バスチオン」]
以前、情報筋は、2020年までにクリミアへ最初の沿岸ミサイル複合体「バスチオン」サイロ配置型を展開できると伝えた。

「現用の対艦ミサイル"ヤーホント"と現在開発中の将来のヴァージョンは、黒海エリアに存在するあらゆる目標の破壊が可能です」
対談者は話した。

彼の見立てによると、サイロ展開方式の「バスチオン」は、複合体の戦闘安定性を大幅に向上させる。

「固定配置型は、黒海のロシア領海内へ侵入する如何なる艦に対しても反撃されずに攻撃する事が出来ます」
対談者は強調した。

彼は、固定式「バスチオン」は、無人機水中音響複合体(ソナー)を使用できるようになる事を指摘した。
サイロは、20kg/平方メートルまでの衝撃波の圧力に十分耐えられる。

統一超音速誘導対艦ミサイル3M55「ヤーホント」移動型沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、科学生産合同『機械製造』(コンツェルン『戦術ロケット兵器』へ含まれる)で開発、製造されている。

複合体「バスチオン」は600km以上に渡って延びた沿岸を防護し、強力な火力及び電波電子妨害という条件下で、様々なクラス及びタイプの水上艦、揚陸連合部隊、護送船団、航空艦打撃グループ、更には単独艦や地上電波照射目標を攻撃する為に意図されている。

1つの複合体の弾薬には、36基までのミサイル「ヤーホント」を含める事が出来る。
ミサイルは超水平線射程距離を有する。
それは「ファイア・アンド・フォゲット」の原則を実現している。

「ヤーホント」は距離300kmの目標を破壊し、200kg以上の弾頭を搭載できる。
ミサイルは、完全な自律戦闘使用、全ての飛行条件下での高空超音速、様々な軌道を選択(低高度及び組み合わせ)出来、更には、一連の広範囲の海上、航空、地上運搬手段の為に完全に統一されている。



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沿岸(地下)固定式ミサイル複合体「ウチョス」(秘匿名「オブィエクト-100」)は、東西冷戦時代にクリミア半島(セヴァストーポリ軍港周辺)防衛用として特別に建設された地下サイロ方式の地対艦ミサイルです。
ミサイル艦対艦ミサイルP-35「プログレス」(SS-N-3シャドック)が使用されました。
『黒海艦隊サイト』より
【沿岸固定ミサイル複合体「ウチョス」】

ソ連邦解体後、「ウチョス」ウクライナ海軍へ移管されましたが、運用される事無く放棄されました。
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2014年3月にクリミア半島ロシア連邦へ編入された後、放棄された「ウチョス」の修復が始まり、2016年11月までに復活しました。

「ウチョス」には、将来的には超音速地対艦ミサイル「バスチオン」が配備される事になります。
『黒海艦隊サイト』より
【K300P「バスチオン-P」】

既に「バスチオン」の地下発射型の開発も始まっています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年1月29日15時25分配信
【ロシアはミサイル複合体「バスチオン」のサイロ(発射)ヴァージョンを開発する】
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