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ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイはウラジオストクへ帰投した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年11月21日11時29分配信
【ウラジオストクへ駆逐艦「ブイストルイ」が戻って来た】
モスクワ、11月21日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊駆逐艦「ブイストルイ」は、遠洋航海任務遂行後に艦隊主要基地ウラジオストクへ戻ってきた。
月曜日に東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービス・情報供給部長ウラジーミル・マトヴェーエフ2等海佐は発表した。

「太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイは、遠洋航海任務遂行後に艦隊主要基地であるウラジオストク市へ戻ってきました」
彼は話した。

マトヴェーエフは、10月15日に駆逐艦「ブイストルイ」太平洋艦隊艦船支隊の一員として、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」、救助曳船「アラタウ」と共にウラジオストクから出航した事を指摘した。
駆逐艦の遠距離航海はロシア海軍の戦闘訓練計画に沿って実施された。
「ブイストルイ」は海上に36日間滞在し、艦は5500海里以上を26日で航行した。

更に彼は、航海中に同艦の乗組員は海上及び空中目標への砲射撃を実行し、対空、対潜、対水中工作防衛、航海の安全保障、組織的通信及び統制の演習と訓練を実施したと付け加えた。
加えて、艦上に滞在する海軍歩兵隊員と乗組員は、様々な種類の銃器による実弾射撃を伴う10回の射撃訓練を行なった。

大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」支援船「ボリス・ブートマ」「アラタウ」は、太平洋で遠洋航海任務の遂行を継続する。



太平洋艦隊艦船支隊は2016年10月15日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインド洋へ向かった]

[太平洋艦隊艦船支隊]
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
駆逐艦「ブイストルイ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
救助曳船「アラタウ」


支隊は10月20日午後5時頃に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年10月21日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

11月1日にインドネシアタンジュンプリオク港を訪れました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインドネシアのタンジュンプリオク港を訪問した]
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11月6日にタンジュンプリオク港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインドネシアを去った]


その後、駆逐艦「ブイストルイ」救助曳船「アラタウ」の2隻は本隊と別れ、11月17日午後3時頃には対馬海峡を北上しました。

『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年11月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


そして11月21日までに駆逐艦「ブイストルイ」ウラジオストクへ帰港しました。

救助曳船「アラタウ」については触れられていませんが、太平洋艦隊広報部発表によると、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」給油船「ボリス・ブートマ」と共に遠洋航海を続けるとの事なので、反転してまた南へ向かったのかもしれません。

「ブイストルイ」だけが戻ってきた理由にも一切触れられていませんが、何らかの故障を起こしたのかもしれません。
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