黒海艦隊の為の第6のプロジェクト06363潜水艦コルピノはロシア海軍へ就役した

本日(2016年11月24日)、プロジェクト06363通常動力潜水艦の6番艦B-271「コルピノ」はロシア連邦海軍へ就役しました。

『タス通信』より
2016年11月24日11時56分配信
【第6の「ワルシャワンカ」はロシア海軍の戦闘編制へ加わった】
サンクトペテルブルク、11月24日/タス通信

黒海艦隊の為に意図されている第6のプロジェクト636.3(「ワルシャワンカ」)ディーゼルエレクトリック潜水艦「コルピノ」は、木曜日にロシア海軍の戦闘編制へ加入した。
タス通信特派員は報告した。

聖アンドレイ旗は、黒海艦隊の為の潜水艦シリーズ全てを建造したサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』潜水艦へ掲揚された。

「戦略ロケット艦、多目的潜水艦の建造と同時に、ロシア連邦海軍総司令部は、通常動力潜水艦隊の作成にも特別な注意を払っています。
私は、この出来事が、ロシア軍の歴史へ加えられる事を確信しております。
今日、私達は、黒海艦隊の為の潜水艦シリーズの建造を完了しました。
このシリーズは、水上艦や海軍航空隊と共に、より効果的に任務を遂行していく事でしょう」
ロシア連邦海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ
は式典の最中に話した。

彼によると、作成される潜水艦は、高い信頼性を有し、効果的な兵器である。
彼は、今年に7隻の新たな艦(水上艦及び潜水艦)が起工された事を想い起した。

「アドミラルティは、黒海シリーズの潜水艦の建造を完了しました。
この作業は、太平洋艦隊シリーズの潜水艦の建造を開始する為の良いプラットフォームとなりました」

次に、『アドミラルティ造船所』総取締役アレクサンドル・ブザコフは話した。

第6の「ワルシャワンカ」は、今年5月31日に進水した。
今、ロシア海軍には既に5隻のプロジェクト636.3潜水艦が在籍している。
最初の2隻~「ノヴォロシースク」「ロストフ・ナ・ドヌー」は2014年に軍へ受領され、更なる2隻~「スタールイ・オスコル」「クラスノダール」は2015年に、第5の「ヴェリキー・ノヴゴロド」は2016年10月に海軍へ受領された。

またの名を「ワルシャワンカ」として知られているプロジェクト636.3潜水艦は、中央設計局『ルビーン』により開発された。
その速力は20ノット、自立航行期間は45日、乗組員は50名以上、水上排水量は2000トン以上、水中排水量は約4000トンである。

黒海艦隊の為の6隻の潜水艦の建造は2010年に始まった。
作成される第2シリーズは太平洋艦隊の為に意図されており、2017年の開始、2021年の完了が計画されている。

2015年末、地中海に居た潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」は、シリアテロリストグループ「イスラム国」(ロシア連邦では非合法)の施設へ有翼ミサイル「カリブル」による打撃を与えた。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年11月24日11時53分配信
【潜水艦「コルピノ」は海軍へ引き渡された後、すぐにノヴォロシースクへ向かう】
サンクトペテルブルク、11月24日-ロシア通信社ノーボスチ

潜水艦「コルピノ」ロシア海軍へ引き渡された後、すぐに常時駐屯地点ノヴォロシースクへ向かう。
木曜日、海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は報道陣へ伝えた。

サンクトペテルブルクでは、木曜日、黒海艦隊の為に『アドミラルティ造船所』で建造されたプロジェクト636.3「ワルシャワンカ」の6隻のシリーズの最終となる潜水艦「コルピノ」海軍への引き渡し式典が開催された。

「バルト艦隊において全ての試験プログラムへ取り組んでおりますので、北方艦隊へ移動する必要は有りません。
従いまして、潜水艦コルピノは、すぐに常時駐屯地~ノヴォロシースク港へ向かいます」
コロリョーフ
は式典中に話した。

「ワルシャワンカ」(プロジェクト636)多目的ディーゼル潜水艦であり、潜水艦及び水上艦との戦闘、海軍基地、沿岸、海上交通線の防護の為に意図されている。
プロジェクトは、ワルシャワ条約機構加盟国へ供給する事を考慮して開発され、命名された。
潜水艦の建造は1990年代半ばに始まった。

近代化されたプロジェクト636潜水艦の主要打撃兵装は、有翼ミサイル「カリブル」である。

NATOは、低騒音の「ワルシャワンカ」「ブラックホール」と呼んでいる。



[プロジェクト06363潜水艦]

プロジェクト06363潜水艦の6番艦B-271「コルピノ」は、5番艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」共に2014年10月30日に起工されました。
[ロシア海軍黒海艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは起工された]

2016年5月31日に進水しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第6のプロジェクト06363潜水艦コルピノは進水した]


2016年8月19日、航行試験を開始する為にサンクトペテルブルクより出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第6のプロジェクト06363潜水艦コルピノは航行試験を開始した]

航行試験終了後、2016年11月24日にロシア海軍へ引き渡され、正式の就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典が開催されました。
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以前に就役したプロジェクト06363潜水艦の1~3番艦は、黒海へ回航する前にバレンツ海へ行き、北方艦隊で深海試験や有翼ミサイル「カリブル」発射試験を行なっていましたが、「コルピノ」バレンツ海には行かず、直接黒海へ向かうようです。


ロシア海軍の為のプロジェクト06363潜水艦は、黒海艦隊向けの6隻が就役しています。
全てサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で建造されています。

プロジェクト06363は、輸出用のプロジェクト636を更に改良したタイプであり、今後建造される第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の開発設計作業の成果がフィードバックされています。

プロジェクト06363潜水艦には有翼ミサイル「カリブル」が装備されます。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

[プロジェクト06363]
・B-261「ノヴォロシースク」(Б-261 Новороссийск)
建造番号01670
2010年8月20日起工/2013年11月28日進水/2014年8月22日就役
黒海艦隊へ配備

・B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」(Б-237 Ростов-на-Дону)
建造番号01671
2011年11月21日起工/2014年6月26日進水/2014年12月30日就役
黒海艦隊に配備

・B-262「スタールイ・オスコル」(Б-262 Старый Оскол)
建造番号01672
2012年8月17日起工/2014年8月28日進水/2015年7月3日就役
黒海艦隊に配備

・B-265「クラスノダール」(Б-265 Краснодар)
建造番号01673
2014年2月20日起工/2015年4月25日進水/2015年11月5日就役
黒海艦隊に配備予定

・B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」(Б-268 Великий Новгород)
建造番号01674
2014年10月30日起工/2016年3月18日進水/2016年10月26日就役
黒海艦隊に配備予定

・B-271「コルピノ」(Б-271 Колпино)
建造番号01675
2014年10月30日起工/2016年5月31日進水/2016年11月24日就役
黒海艦隊に配備予定



今後、プロジェクト06363潜水艦は、太平洋艦隊向けにも6隻が建造されます。
[サンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約を締結した]

1番艦は2017年の起工が計画されており、2019年に2隻、2020年に2隻、2021年に2隻が就役する予定です。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の1隻目のプロジェクト06363潜水艦は2017年秋に起工される]
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