ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフは北方での兵装試験を終えてバルチースクへ戻った

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年11月25日11時23分配信
【「アドミラル・マカロフ」は国家試験の後にバルチースクへ戻った】

沿バルト造船工場『ヤンターリ』で建造された最新のプロジェクト11356フリゲート「アドミラル・マカロフ」は、北方艦隊のバレンツ海での国家受領試験プログラムを完了し、バルチースクへ戻った。

『ロシア通信社ノーボスチ』沿バルト造船工場『ヤンターリ』広報秘書官セルゲイ・ミハイロフより伝えられたように、金曜日・11月25日の夕方に艦はバルチースク泊地へ入り、現在は基地へ寄港して出航の準備を行なっており、その後、「アドミラル・マカロフ」カリーニングラードの工場へ戻る。
そこでは、検査と最終仕上げ~塗装、清掃が待っている。

「その後でのみ、アンドレイ旗の掲揚と艦の海軍への引き渡しが行なわれます」
セルゲイ・ミハイロフ
は話した。
フリゲートは今年末までの就役が計画されている。

バルト海における艦の国家受領試験は10月7日に始まり、その後、フリゲートバレンツ海へ移動した。
北方艦隊の戦闘訓練射爆場で新たな艦のミサイル複合体、高射兵器及び砲兵器の試験が実施された。
フリゲート乗組員は、沿岸に位置する困難な目標への複合砲射撃を行ない、更には沿岸標的を有翼ミサイル「カリブル-NK」で撃破した。
この段階の艦の準備は11月20日に完了した。

フリゲート「アドミラル・マカロフ」は第3のプロジェクト11356警備艦である。
2012年2月29日に起工され、2015年9月2日に進水した。

今年春には、黒海艦隊はフリゲートシリーズのトップ「アドミラル・グリゴロヴィチ」で強化され、初夏にはロシア海軍へ2番艦「アドミラル・エッセン」が引き渡された。

プロジェクト11356フリゲートは、遠洋航海、水上艦及び潜水艦との戦闘、更には航空攻撃の撃退の為に意図されている。
艦の兵装には、口径100mmのA-190砲、高射ミサイル複合体及び高射砲複合体、魚雷と対潜破壊手段、更には長距離ミサイル複合体「カリブル-NK」が含まれている。
更には艦上ヘリコプターKa-27或いはKa-31を搭載できる。

プロジェクト11356艦の満載排水量は4035トン、全長125メートル、幅-15メートル。
それは30ノットの速力を発揮する。
自立行動期間30日。速力14ノットの経済航行での航続距離は4850海里。
乗組員180名と海軍歩兵隊員20名。



[ロシア海軍の為の新たなフリゲート~プロジェクト11356R(アドミラル・グリゴロヴィチ型)とプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)]
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦「アドミラル・マカロフ」は、2012年2月29日にカリーニングラード『ヤンターリ』造船所で起工されました。
[改タルワー級フリゲート「アドミラル・マカロフ」起工]

それから3年半後の2015年9月2日に進水しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは進水した]

2016年4月1日、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフの係留試験が始まった]

2016年7月9日に『ヤンターリ』造船所からバルチースク海軍基地へ移動しました。
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7月29日、工場航行試験が開始されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの航行試験が始まった]

工場航行試験は9月下旬までに終了し、10月7日からは最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの国家受領試験が始まった]

10月16日、「アドミラル・マカロフ」は、有翼ミサイル「カリブル」などの兵装試験を実施する為、バレンツ海方面の移動を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にバレンツ海へ向かった]

10月24日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にセヴェロモルスクへ到着した]

11月初頭にはバレンツ海で沿岸目標への有翼ミサイル「カリブル」発射試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバレンツ海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後も各種兵装の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのバレンツ海における兵装試験は完了した]


バレンツ海での試験を終えた「アドミラル・マカロフ」は、11月25日にバルチースクへ戻りました。
今後、ロシア海軍への引き渡しの準備が行なわれます。

「アドミラル・マカロフ」は、2016年12月にロシア海軍へ引き渡される予定です。
『タス通信』より
2016年10月30日15時41分配信
【第3のプロジェクト11356フリゲート「アドミラル・マカロフ」は12月に(ロシア)海軍へ引き渡される】

就役後は、他の同型艦と同様に黒海艦隊へ配備されます。


プロジェクト11356R警備艦は、現在までに5隻が起工され、2隻が就役しています。

[プロジェクト11356R警備艦]
沿バルト造船工場「ヤンターリ」(カリーニングラード)で建造
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「アドミラル・グリゴロヴィチ」Адмирал Григорович:工場番号01357
2010年12月18日起工/2014年3月14日進水/2016年3月10日納入/2016年3月11日就役
黒海艦隊へ編入

「アドミラル・エッセン」Адмирал Эссен:工場番号01358
2011年7月8日起工/2014年11月7日進水/2016年5月31日納入/2016年6月7日就役
黒海艦隊へ編入

「アドミラル・マカロフ」Адмирал Макаров:工場番号01359
2012年2月29日起工/2015年9月2日進水/2016年12月就役予定

「アドミラル・ブタコフ」Адмирал Бутаков:工場番号01360
2013年7月12日起工/

「アドミラル・イストミン」Адмирал Истомин:工場番号01361
2013年11月15日起工


ただし、4番艦と5番艦は、現在、工事が中断されています。


2016年10月15日、インドゴアロシアインドによる各種兵器輸出協定が締結されました。
この中には、プロジェクト11356フリゲートの売却も含まれています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年10月15日13時12分配信
【プロジェクト11356フリゲートは「ブラーモス」ミサイルを装備できる】

ロシアインドへ4隻のプロジェクト11356フリゲートを売却しますが、この内の2隻はロシアの造船所で建造し、あとの2隻はインドの造船所でライセンス建造するとの事です。

ロシアで「建造」される2隻が、工事が中断された「アドミラル・ブタコフ」「アドミラル・イストミン」である可能性は高いでしょう。
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