シリアへ派遣されたロシア海軍黒海艦隊の地対艦ミサイル"バスチオン"の代わりとなる同型のミサイルがクリミア半島へ到着した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年11月30日10時25分配信
【情報筋:クリミアの新たな「バスチオン」はシリアへ送られた複合体の代わりとなる】
セヴァストーポリ、11月30日-ロシア通信社ノーボスチ

クリミア沿岸ミサイル複合体「バスチオン」の新たな大隊は、10月にシリアへ派遣された同類の部隊の代わりとなる。
ロシア通信社ノーボスチは、火曜日に半島の軍組織の情報提供者より伝えられた。

「10月にシリアへ送られた同類の部隊の代わりとなるバスチオン大隊は、本日に半島へ到着しました。
バスチオンは、半島の2ヶ所の地域に配置されます」

対談者は話した。

彼は、到着した「バスチオン」は、駐屯地が常に変更される移動式複合体であり、クリミア半島西方沿岸を、セヴァストーポリ地域と、エフパトリア(イェウパトーリヤ)或いは半島の北東に沿って移動する事を説明した。
「このバスチオンのような複合体によるカバーは、半島の対艦防衛と安全保障を大幅に向上させます」
クリミア
の軍組織の情報提供者は強調した。

2016年10月、クリミア「バスチオン」部隊は、同国のロシア航空宇宙軍グループ地中海海軍航空艦グループの安全保障を強化する計画により、シリアへ送られた。

対艦有翼ミサイル「ヤーホント」/「オーニクス」を有する沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、600kmに及ぶ海岸の防護の為に意図されており、様々なタイプおよびクラスの水上艦を撃破できる。
11月中旬、(ロシア)国防省は、沿岸ミサイル複合体が初めてシリアのテロリストの地上施設へ使用されたと発表した。

「バスチオン」大隊の標準的な編制には、ミサイルの為の4基の発射機と2基の輸送発射コンテナを含む約10両の車両が含まれる。



沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」(ヤーホント)の地上発射ヴァージョンです。

[ロシア海軍の超音速対艦ミサイル"オーニクス"は近代化される]

黒海艦隊は、クラスノダール地方及びクリミア半島地対艦ミサイル「バスチオン」を配備しています。
『黒海艦隊サイト』より
【K300P「バスチオン-P」】

2016年11月15日、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上戦闘機Su-33警備艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」シリア領内のイドリブホムスISIL(イラク・レバントのイスラム国)及びアル=ヌスラ戦線の施設を攻撃しましたが、この時、「バスチオン」による攻撃も同時に行われました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア領内のテロ組織へ巡航ミサイルを発射した]


この「バスチオン」は、2016年10月にクリミア半島からシリアへ移送されたものでした。


そして11月30日、シリアへ移送された「バスチオン」の代わりとなる新たな「バスチオン」クリミア半島へ到着しました。


将来的には、「バスチオン」のサイロ発射型もクリミア半島へ配備されます。
[クリミア半島へロシア海軍の地対艦ミサイル"バスチオン"のサイロ発射型が配備される]


「バスチオン」は、2016年から北方艦隊太平洋艦隊にも配備されています。

2016年3月下旬、北方艦隊「バスチオン」が配備されました。
[ロシア海軍北方艦隊へ超音速地対艦ミサイル"バスチオン"が配備された]

2016年3月初頭には、沿海地方「バスチオン」が配備されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ超音速地対艦ミサイル"バスチオン"が配備された]
[ロシア海軍太平洋艦隊沿岸部隊は超音速地対艦ミサイル"バスチオン"を初めて発射した]

2016年11月下旬には、クリル諸島南部へ「バスチオン」が配備されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は南クリル(千島)に新型地対艦ミサイルを配備した]
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