ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはカリブ海を去り、母港への帰路に就いた

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年12月2日12時50分配信
【警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」はカリブ海における全ての任務を果たした】
カリーニングラード、12月2日-ロシア通信社ノーボスチ

バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」の乗組員は、カリブ海における計画任務の遂行を完了し、母国の沿岸へ進路を取った。
西方軍管区下のバルト艦隊広報サービス・情報供給部長ローマン・マルトフ1等海佐は報道陣へ伝えた。

「遠距離航海に在る警備艦ヤロスラフ・ムードルイの乗組員は、カリブ海における計画任務の遂行を完了し、母国の沿岸へ進路を取りました」
マルトフ
は話した。

彼は、「ヤロスラフ・ムードルイ」が6月1日にバルト艦隊主要基地バルチースク港から出航し、9月初頭には地中海を去ってインド洋へ入り、数週間に渡り対海賊ミッションを遂行した事を指摘した。
10月前半、警備艦地中海を横断し、大西洋へ出た。

10月、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」給油船「レナ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊大西洋を横断し、カリブ海へ入り、海軍の現代史上初めてキューバハバナ港トリニダード・トバゴ共和国ポイント・フォーティン港を業務寄港の為に訪れた。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は最新の多目的警備艦であり、2009年に海軍へ加わっている。
それは、敵潜水艦の捜索、探知、追尾、海上における戦闘艦の対艦及び対潜防衛の保障、陸上部隊の戦闘活動の支援、海上揚陸部隊の上陸の支援の為に意図されている。



バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2016年6月1日にバルチースクを出航し、6月11日には地中海中部マルタ島を訪問、6月14日にマルタを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
[バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する]

その後、地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の一員として行動していました。

6月17日にはアメリカ海軍駆逐艦「ニアミス」を起こしました。
[地中海東部でアメリカ海軍駆逐艦はロシア海軍の警備艦ヤロスラフ・ムードルイへ接近した]

その後の動向は一切明らかにされていませんでしたが、地中海を出て紅海へ移動し、ジブチ港へ寄港していました。
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8月18日にジブチを出航し、アフリカの角(アデン湾)海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務に就いた]

9月初頭にオマーンサラーラ港へ寄港し、9月6日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務を続ける]

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、以前にも2014年9月~10月にアデン湾海賊対処任務に就いており、今回で2度目になります。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]

その後、「ヤロスラフ・ムードルイ」海賊対処任務を終えて地中海東部へ戻り、9月20日にキプロスリマソール港へ寄港しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを訪れた]

10月7日に北アフリカスペイン領セウタへ寄港しました。


その後、大西洋を横断してカリブ海へ行き、10月26日にはキューバハバナ港へ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキューバを訪れた]
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11月17日にはトリニダード・トバゴポイント・フォーティン港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはトリニダード・トバゴを訪れた]
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ロシア海軍の艦船がトリニダード・トバゴを訪問するのは初めてです。

その後もカリブ海に居たようですが、今回の記事の通り、母港(バルチースク)への帰路に就きました。


なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2012年4月からロシア皇帝家(ロマノフ家)の後援を受けています。
[ロマノフ家は警備艦ヤロスラフ・ムードルイを後援する]
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