ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイ訪問を終えた

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年12月6日9時49分配信
【太平洋艦隊戦闘艦支隊はタイへの訪問を完了した】
ウラジオストク、12月6日-ロシア通信社ノーボスチ
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」で構成されるロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は、タイ王国のサッタヒープ港への訪問を完了した。
東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービス・情報供給部長ウラジーミル・マトヴェーエフは報道陣へ伝えた。
「寄港プログラムの枠組みにおいて、航海司令部とタイ王国海軍及び同市行政部の代表との表敬会合が開催されました」
マトヴェーエフは伝えた。
彼によると、外国港への停泊中に艦は水と食料の在庫を補充し、ロシア軍事船員は沿岸で休養し、地元の観光名所を見学する機会を与えられた。
また、2ヶ国の将兵の間でサッカーの友好試合が開催された。
太平洋艦隊艦船支隊は10月中旬に艦隊主要基地-ウラジオストクから出航した。
艦船は太平洋及びインド洋で戦闘任務を遂行し、インドネシアのタンジュンプリオク港への寄港時に国際兵器展示会『インドディフェンス-2016』へ参加した。
太平洋艦隊艦船支隊は2016年10月15日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインド洋へ向かった]
[太平洋艦隊艦船支隊]
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
駆逐艦「ブイストルイ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
救助曳船「アラタウ」
支隊は10月20日午後5時頃に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年10月21日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
11月1日にインドネシアのタンジュンプリオク港を訪れました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインドネシアのタンジュンプリオク港を訪問した]
11月6日にタンジュンプリオク港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインドネシアを去った]
その後、駆逐艦「ブイストルイ」と救助曳船「アラタウ」の2隻は本隊と別れ、11月17日午後3時頃には対馬海峡を北上しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年11月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
11月21日までに駆逐艦「ブイストルイ」はウラジオストクへ帰港しました。
救助曳船「アラタウ」も帰港したようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイはウラジオストクへ帰投した]
一方、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」の2隻となった太平洋艦隊艦船支隊の動向は公表されませんでしたが、その後も東南アジア海域に居たらしく、12月初頭にはタイ王国のサッタヒープ港を訪れ、12月6日に出航しました。

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