近代化された潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレはロシア海軍太平洋艦隊基地へ到着した

16-1219l.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年12月19日15時44分配信
【太平洋艦隊の潜水艦「コムソモリスク・ナ・アムーレ」は13年に渡る修理の後に復帰した】
モスクワ、12月19日-ロシア通信社ノーボスチ

アムール造船工場は、13年間に渡って続いたディーゼルエレクトリック潜水艦「コムソモリスク・ナ・アムーレ」の修理を完了し、潜水艦は航行試験プログラムを実行し、太平洋艦隊基地へ到着した。
月曜日に同社の広報サービスは発表した。

プロジェクト877「ワルシャワンカ」潜水艦「コムソモリスク・ナ・アムーレ」は1991年に進水した。
2003年、潜水艦は修理の為、最初はボリショイ・カーメニ村へ、その後、アムール造船工場へ移されたが、資金不足が故に作業は遅延した。

「ボリショイ・カーメニ市のアムール造船工場試験実施基地の桟橋へ工場航行試験から戻ってきた大型潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレが係留されました。
試験チームのプロ意識と整然とした行動、更には潜水艦乗組員の努力により、設定された試験プログラムの任務は果たされました」

声明では、こう述べられた。

広報サービスは、潜水艦が基地へ無事に到着し、乗組員は完全に健常であると説明した。

1980年から1994年までに合計で24隻のプロジェクト877「ワルシャワンカ」潜水艦が建造された。
潜水艦の全長は70メートル以上、(水中)排水量は約3200トン、乗員は52名。
潜水艦は18.6ノットの速力を発揮し、深度300メートルまで潜航し、自立航行期間は45日である。
現在、海軍の為に更新されたプロジェクト636.3潜水艦が建造されている。



[潜水艦B-187]

プロジェクト877大型潜水艦B-187は、コムソモリスク・ナ・アムーレ市アムール造船工場で1991年5月7日に起工され、同年10月5日に進水、そして同年12月30日には受領-引渡証書への署名が行なわれ、ソ連海軍へ納入されました。
翌1992年に太平洋艦隊へ正式編入、第182独立潜水艦旅団の所属となり、カムチャツカ半島へ配備されました。

1993年1月~3月、1994年8月~9月、1995年3月15日~4月28日に戦闘勤務を実施。

1997年8月、東南アジアでの兵器展示会への参加準備の為、ウラジオストクへ回航されました。
1997年10月にはタイの展示会「タイ-97」(10月20日~27日)へ参加し、11月にはベトナムカムラン湾へ停泊、翌12月にはマレーシアの展示会「リマ-97」(12月2日~8日)へ参加しました。
この双方の展示会において、B-187は、輸出用潜水艦プロジェクト636「見本」として出展されました。
この時、西側は、本艦の艦名をBN-529「ロシア」と勘違いしています。

東南アジアから帰港後、B-187ウラジオストク(ウリス湾)第19潜水艦旅団へ転属しました。

2003年、B-187は修理の為、ボリショイ・カーメニへ回航、その後、近代化改装を行なう為、コムソモリスク・ナ・アムーレ市アムール造船工場へ回航され、現在に至っています。

就役から24年が経過した2015年7月20日に「コムソモリスク・ナ・アムーレ」と命名されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のキロ級潜水艦B-187はコムソモリスク・ナ・アムーレと命名された]

2015年10月には造船台を出渠し、浮きドック「ゼーヤ」へ載せられ、引き続き艤装工事が進められました。


2016年5月5日、潜水艦「コムソモリスク・ナ・アムーレ」は再び進水し、艤装岸壁へ係留されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のキロ級潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレは進水した]

その後、係留試験が行なわれ、2016年12月には航行試験が行なわれ、12月10日に終了しました。
[近代化されたロシア海軍太平洋艦隊の潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレは航行試験を終えた]


そして12月19日に「コムソモリスク・ナ・アムーレ」太平洋艦隊基地へ到着しました。

何処の基地へ到着したのかについては触れられていませんが、おそらくはウラジオストク南部のウリス湾でしょう。
16-1219k.jpg
16-1219j.jpg


現在、太平洋艦隊には8隻のプロジェクト877潜水艦が配備されていますが、この内の何隻かは近代化改装され、更にはプロジェクト06363潜水艦6隻が新たに建造されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊は通常動力潜水艦を増強する]
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の1隻目のプロジェクト06363潜水艦は2017年秋に起工される]
スポンサーサイト