ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは遠洋航海を終えて母港バルチースクへ戻った


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2016年12月19日19時2分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は遠距離航海から戻ってきた】

本日(12月19日)、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は遠洋航海任務遂行の後にバルト艦隊主要基地バルチースクへ戻ってきた。

遠距離航海はロシア海軍の戦闘訓練計画に沿って実施された。
同艦は地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として滞在し、アフリカの角海域で民間船舶航行、世界の大洋の様々なヶ所における他の種類のロシア連邦の海洋経済活動の安全保障任務を遂行した。

「ヤロスラフ・ムードルイ」の6ヶ月間に渡った航海では総計で30000海里以上を航行した。
この間に艦はハバナ(キューバ)、ポイント・フォーティン(トリニダード・トバゴ)、他の外国港への業務寄港を行なった。

警備艦の航海中には、対潜及び対空防衛、航海の安全、組織的通信及び統制の為の演習と訓練が実施された。
艦上に滞在していた海軍歩兵隊員の海洋技量は向上した。
彼等は、様々な種類の兵器による射撃練習を行なう数十回の火器発射訓練を実施した。

艦の歓迎の為の式典には、バルト艦隊司令部、カリーニングラード州政府、バルチースク行政府、後援組織の代表、軍事船員の親類と家族が出席した。

同艦の艦長アレクサンドル・ノヴォジロフ3等海佐は、バルト艦隊司令官アレクサンドル・ノサトフ中将へ、遠距離航海から戻った艦は、機器の修理と必要な物資の補充を終えた後、意図された任務を遂行する準備が整うと報告した。

艦隊司令官は、バルト艦隊軍事評議会に代わって、指示された遠洋航海任務を成功裏に遂行した乗組員を祝福し、戦闘訓練での新たな成功を望んだ。
乗組員は、伝統的なパンと塩、子豚の丸焼きで出迎えられた。

遠距離航海で功績のある将兵には、当局から勲功章が授与された。



バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2016年6月1日にバルチースクを出航し、6月11日には地中海中部マルタ島を訪問、6月14日にマルタを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
[バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する]

その後、地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の一員として行動していました。

6月17日にはアメリカ海軍駆逐艦「ニアミス」を起こしました。
[地中海東部でアメリカ海軍駆逐艦はロシア海軍の警備艦ヤロスラフ・ムードルイへ接近した]

その後の動向は一切明らかにされていませんでしたが、地中海を出て紅海へ移動し、ジブチ港へ寄港していました。
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8月18日にジブチを出航し、アフリカの角(アデン湾)海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務に就いた]

9月初頭にオマーンサラーラ港へ寄港し、9月6日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務を続ける]

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、以前にも2014年9月~10月にアデン湾海賊対処任務に就いており、今回で2度目になります。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]

その後、「ヤロスラフ・ムードルイ」海賊対処任務を終えて地中海東部へ戻り、9月20日にキプロスリマソール港へ寄港しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを訪れた]

10月7日に北アフリカスペイン領セウタへ寄港しました。


その後、大西洋を横断してカリブ海へ行き、10月26日にはキューバハバナ港へ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキューバを訪れた]
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11月17日にはトリニダード・トバゴポイント・フォーティン港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはトリニダード・トバゴを訪れた]
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ロシア海軍の艦船がトリニダード・トバゴを訪問するのは初めてです。

その後もカリブ海に居たようですが、12月初頭には母港(バルチースク)への帰路に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはカリブ海を去り、母港への帰路に就いた]


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「ヤロスラフ・ムードルイ」大西洋を東へ進み、12月16日にはラマンシュ海峡)英仏海峡)を通過しました。
この時、ブリテン海軍フリゲート「サザーランド」が追尾しました。

そして12月19日に母港バルチースクへ戻りました。


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なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2012年4月からロシア皇帝家(ロマノフ家)の後援を受けています。
[ロマノフ家は警備艦ヤロスラフ・ムードルイを後援する]
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