ロシア海軍太平洋艦隊の為の艦載輸送戦闘ヘリコプターKa-29が修復された

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年12月21日13時58分配信
【太平洋艦隊の為に艦載ヘリコプターKa-29が修復された】

ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』は、クメルタウ航空機製造事業の施設で修理が行なわれた艦載輸送戦闘ヘリコプターKa-29のグループの発送を完了した。
航空機は太平洋艦隊航空基地の為に意図されている。
12月21日・水曜日、ホールディングスの広報サービスは発表した。


ヘリコプターは全ての必要な試験を行なっており、近い内に軍での運用へ入る。
ヘリコプターKa-29は、縦列移動ローター、エンジン、減速装置の大規模修理を行ない、更には被覆塗料を更新した。

艦上ヘリコプターKa-29は、様々なクラスの艦に駐留して対潜防衛任務を果たす為に意図されている。
それは、現代の潜水艦及び水上艦の探知、データの艦及び沿岸の指揮所への転送、更には機上攻撃手段を使用して目標を攻撃する事が出来る。

Ka-29は、医療後送、人員や貨物輸送の為に使用できる。
ヘリコプターは、16名までの揚陸隊員あるいは4名分の担架を含む10名の負傷者を乗せる事が出来る。
機体は、輸送キャビンで2トンまでの貨物、或いは外部吊下装置で4トンまでの貨物を輸送できる。
ヘリコプターは、300kgまで積載するウインチを設置できる。



カモフ対潜ヘリコプターKa-27の派生型である戦闘輸送ヘリコプターKa-29は、プロトタイプKa-252TBが1976年に初飛行した後、1984年から1991年までにクメルタウ工場で59機が生産されました。

ソ連邦時代には、プロジェクト1174大型揚陸艦(イワン・ロゴフ型)へ搭載されていましたが、1990年代以降に1174が退役した為、搭載艦が無くなり、殆どが予備役として保管されました。
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現在、ロシア海軍が保有するKa-29は28機ですが、稼働状態に在るのは一部の機体のみです。

2016年7月、ロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は、年末までに戦闘輸送ヘリコプターKa-29の乗員が15組ほど用意される事を明らかにしました。
[ロシア海軍航空隊へ戦闘輸送ヘリコプターKa-29が復活する]

そして2016年12月、太平洋艦隊向けのKa-29の修理が完了しました。
(具体的な機数には触れられていませんが)

なお、記事中でKa-29「対潜防衛任務を果たす為に意図されている」と書かれていますが、これはベースとなった対潜ヘリコプターKa-27と混同しているようです。


Ka-29は、シリア沖へ派遣されている北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」にも、少なくとも2機が搭載されています。
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