ロシア海軍太平洋艦隊は修復された戦闘輸送ヘリコプターKa-29を受領する

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『タス通信』より
2016年12月26日4時56分配信
【2017年に太平洋艦隊海軍航空隊へ更新されたヘリコプターKa-29の一団が補充される】
ウラジオストク、12月26日/タス通信特派員ナターリヤ・ニクーリナ

2017年に太平洋艦隊海軍航空隊へ、敵の艦や潜水艦へ対抗する為に意図されたヘリコプターKa-29の更新された一団が補充される。
月曜日にタス通信東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービス・情報供給部長ウラジーミル・マトヴェーエフ2等海佐より伝えられた。

「更新された機体は、既に沿海地方の航空部隊へ到着し始めております。
国家契約に沿って、輸送-戦闘ヘリコプターKa-29はホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』の工場で縦列移動ローター、エンジン、減速装置の部品を交換し、被覆塗料を完全に更新しました」
マトヴェーエフ
は伝えた。

輸送-戦闘ヘリコプターKa-29は、敵の艦や潜水艦へ対抗する為に意図されている。
機体は、人員や貨物輸送の為に使用できる。



カモフ対潜ヘリコプターKa-27の派生型である戦闘輸送ヘリコプターKa-29は、プロトタイプKa-252TBが1976年7月28日に初飛行した後、1984年から1991年までにクメルタウ工場で59機が生産されました。
海軍への軍備採用(制式採用)は1987年8月8日です。

ソ連邦時代には、プロジェクト1174大型揚陸艦(イワン・ロゴフ型)へ搭載されていましたが、1990年代以降に1174が退役した為、搭載艦が無くなり、殆どが予備役として保管されました。
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現在、ロシア海軍が保有するKa-29は28機ですが、稼働状態に在るのは一部の機体のみです。

2016年7月、ロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は、年末までに戦闘輸送ヘリコプターKa-29の乗員が15組ほど用意される事を明らかにしました。
[ロシア海軍航空隊へ戦闘輸送ヘリコプターKa-29が復活する]

2016年12月、太平洋艦隊向けのKa-29の修理が完了しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の艦載輸送戦闘ヘリコプターKa-29が修復された]

既に一部のKa-29沿海地方の部隊~ニコラエフカ基地第289独立混成対潜航空連隊へ到着しているとの事ですが、完全に揃うのは2017年になるようです。
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なお、記事中でKa-29「敵の艦や潜水艦へ対抗する為に意図されている」と書かれていますが、これはベースとなった対潜ヘリコプターKa-27と混同しているようです。


Ka-29は、シリア沖へ派遣されている北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」にも、少なくとも2機(機体番号23、75)が搭載されています。
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