ロシア海軍北方艦隊の艦船は2017年も北極圏や地中海へ展開する

17-0102c.jpg
『タス通信』より
2017年1月2日6時37分配信
【北方艦隊の艦船は2017年に北極や地中海への航海を行なう】
セヴェロモルスク、1月2日/タス通信

北方艦隊の艦船は2017年に地中海、北極、大西洋への遠距離航海を行なう。
同艦隊司令官ニコライ・エフメノフ中将は述べた。

「一連の水上艦連合部隊の乗組員は、北氷洋、大西洋の様々な海域、更には地中海への遠距離航海を目的とした準備に取り掛かっております」
彼は話した。

2016年度には、水上艦、原子力潜水艦、支援船の乗組員は30以上の遠距離航海を実行した。

現在、ロシア唯一の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」と数隻の支援船が含まれる北方艦隊航空艦グループは、地中海東部海域で任務を遂行している。



大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を中核とするロシア北方艦隊艦船部隊は、2016年8月30日から10月7日まで北極圏遠征を行ない、ノヴォシビルスク諸島まで進出しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極圏航海を終えてセヴェロモルスクへ帰投した]

太平洋艦隊の艦船もノヴォシビルスク諸島まで進出し、北方艦隊との合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは北極圏遠征から戻ってきた]

「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、北極圏遠征へ行く前の2016年初頭(正確には2015年12月下旬から2016年3月下旬まで)には地中海へ滞在しています。
[ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ遠距離航海(2015年10月-2016年4月)]

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする空母機動部隊は、2016年10月15日に地中海遠征へ出発し、現在もシリア沖に居ます。
(この部隊には「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」も参加)
2016年11月にはシリアへの空爆も実施しています。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-)]

この他に、「シリア・エクスプレス」(黒海沿岸からシリアへの貨物・物資輸送任務)の為、北方艦隊大型揚陸艦1隻が交代で地中海(黒海)へ派遣されています。

現在は、大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」が派遣されています。
(2016年5月に「アレクサンドル・オトラコフスキー」と交代)
17-0102d.jpg


そして、2017年にも、北方艦隊の艦船は北極圏地中海へ積極的に展開します。

どの艦が何処へ行く事になるのか、現時点では明らかにされていませんが、2016年12月末、北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」が近代化改装を終えて復帰しており、おそらくは地中海へ行く事になるでしょう。
[ロシア海軍のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは近代化改装を終えて北方艦隊へ復帰した]
スポンサーサイト