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フィリピン大統領ドゥテルテはロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツを視察した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年1月6日13時25分配信
【ドゥテルテはマニラ港のロシア艦「アドミラル・トリブツ」を視察した】
モスクワ、1月6日-ロシア通信社ノーボスチ

金曜日、フィリピン大統領ロドリゴ・ドゥテルテは、現在、マニラ港に滞在しているロシア海軍大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」を視察した。
『ロシア通信社ノーボスチ』フィリピンロシア連邦大使館より伝えられた。

「本日(1月6日)、ドゥテルテ大統領は軍艦アドミラル・トリブツを視察のために訪問しました。
彼に同行したのは、航海を指揮する太平洋艦隊の副司令官ミハイロフ少将、更にはフィリピンのロシア大使イーゴリ・ホワエフでした」

大使館は伝えた。

ロシア艦「アドミラル・トリブツ」給油船「ボリス・ブトマ」は、食料の補充、チームの休養、更にはフィリピン軍の代表への親善訪問のためにマニラ港へ到着した。
艦船は1月7日まで同港に滞在する。

以前、ドゥテルテは、海上での協力を強化する目的でロシアとの合同軍事演習を実施すると公表した。

外国のメディアは、ロシア連邦フィリピンと合同演習を実施するかもしれないと報じた。
また、ロイターは、マニラロシア連邦大使イーゴリ・ホワエフの談話を引用し、ロシアフィリピン航空機潜水艦を含む現代的な兵器を供給する用意があると報じた。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年1月6日14時18分配信
【ドゥテルテはロシアがフィリピンを護る同盟国となる事を望む】
モスクワ、1月6日-ロシア通信社ノーボスチ

フィリピン大統領ロドリゴ・ドゥテルテは、ロシアが自国を護る同盟国となる事を望むと表明した。
彼は、マニラ港ロシア艦「アドミラル・トリブツ」を視察した際に発言したと『ロイター』は報じた。

「我々は、ロシアの友人を歓迎します。
貴方達は、何時でも、如何なる目的~演習、物資補充の為、或いは我々を護る事が有る時~でも、ここへ停泊できます」
フィリピン大統領
は話した。

報道では、外国のトップが太平洋艦隊の副司令官エドゥアルド・ミハイロフ少将と握手した事が指摘された。

ロシア艦「アドミラル・トリブツ」給油船「ボリス・ブートマ」は、食料の補充、チームの休養、更にはフィリピン軍の代表への親善訪問のためにマニラ港へ到着した。
艦船は1月7日まで同港に滞在する。

以前、ドゥテルテは、海上での協力を強化する目的でロシアとの合同軍事演習を実施すると公表した。



[ロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』(2016年12月)]

太平洋艦隊艦船支隊は2016年10月15日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインド洋へ向かった]

[太平洋艦隊艦船支隊](指揮官:沿海地方小艦隊副司令官エドゥアルド・ミハイロフ少将)
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
駆逐艦「ブイストルイ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
救助曳船「アラタウ」


支隊は10月20日午後5時頃に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年10月21日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

11月1日にインドネシアタンジュンプリオク港を訪れました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインドネシアのタンジュンプリオク港を訪問した]

11月6日にタンジュンプリオク港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインドネシアを去った]


その後、駆逐艦「ブイストルイ」救助曳船「アラタウ」の2隻は本隊と別れ、11月17日午後3時頃には対馬海峡を北上しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年11月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

11月21日までに駆逐艦「ブイストルイ」ウラジオストクへ帰港しました。
救助曳船「アラタウ」も帰港したようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイはウラジオストクへ帰投した]


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一方、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」の2隻となった太平洋艦隊艦船支隊は12月初頭にタイ王国サッタヒープ港を訪れ、12月6日に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイ訪問を終えた]

太平洋艦隊艦船支隊は、12月14日から21日までヴィシャーカパトナムベンガル湾で実施されるロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』へ参加します。
(ベンガル湾での実際の海上演習は12月18日から21日まで)
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインド海軍との合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』へ参加する]

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12月14日、太平洋艦隊艦船支隊ヴィシャーカパトナムへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインドのヴィシャーカパトナム港へ到着した]


12月15日には合同演習の打ち合わせが行なわれました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア軍管区(艦隊)広報サービス発表
2016年12月15日13時40分配信
【ロシア-インド海軍演習『インドラ・ネイヴィー-2016』の参加者は合同実地行動の準備を行なう】

12月16日には、両国の演習参加艦の相互訪問と手旗信号の伝達訓練が行われました。
[ロシア海軍とインド海軍は互いの艦を相互訪問した]

12月17日には、殉職したインド海軍将兵の記念碑へ献花しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2016年12月17日6時7分配信
【演習『インドラ・ネイヴィー-2016』の参加者は死亡した船員の記憶に敬意を表した】

12月18日には、合同演習における海軍歩兵部隊の行動についての最終打ち合わせと、両国海軍将兵のスポーツ競技会が行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍の代表は合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』での行動についての最終打ち合わせを行なった]

12月19日、ロシア海軍インド海軍の演習参加艦は、演習実施海域ベンガル湾へ出航しました。
[合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』へ参加するロシア海軍とインド海軍の艦船はベンガル湾へ向かった]


その後、ロシア海軍インド海軍の艦はベンガル湾で砲撃訓練や通信訓練、夜間の機動訓練を行ないました。
[ロシア海軍とインド海軍はベンガル湾で合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』を実施する]

12月20日もベンガル湾で対潜戦闘、対空戦闘、海賊船撃退訓練が行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍はベンガル湾で合同砲撃訓練を行なった]
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『インドラ・ネイヴィー-2016』は12月21日に終了し、太平洋艦隊艦船支隊は、海上でインド海軍艦船部隊と別れました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』は終了した]

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その後、太平洋艦隊艦船支隊は帰路に就き、南シナ海で2017年の新年を迎えました。
[インド海軍との合同演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は南シナ海で新年(2017年)を迎える]

2017年1月3日にフィリピンマニラ港を訪問しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊艦船はフィリピンのマニラを訪問した]

そして1月6日、フィリピン大統領ロドリゴ・ドゥテルテ氏が大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」を視察しました。
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太平洋艦隊艦船支隊マニラ港訪問は1月7日まで続きます。


ロシア海軍の艦船は、2012年と2016年にもマニラを訪問しています。

2012年1月31日-2月2日には、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、給油船「ボリス・ブートマ」、救助曳船「フォーチー・クルイロフ」から成るアデン湾海賊対処部隊ウラジオストクへ戻る途中に寄港しました。

[ロシア太平洋艦隊第6次海賊対処部隊はウラジオストクへ戻ってきた]

2016年5月19日-23日には、水路測量船「マルシャル・ゲオルヴァニ」マニラへ寄港しています。
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それより前には、黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」沿海地方へ来航した2010年の5月14-16日と、7月29-31日にマニラへ寄港しています。
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