ロシア海軍の最新大型揚陸艦イワン・グレンの航行試験は2017年春に再開される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年1月11日15時0分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は次の段階の試験の為、今春に出航する】
モスクワ、1月11日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト11711大型揚陸艦「イワン・グレン」は、今春に工場航行試験の次の段階の為、海上へ向かう。
『ロシア通信社ノーボスチ』は、造船工場『ヤンターリ』広報秘書官セルゲイ・ミハイロフより伝えられた。

以前、「イワン・グレン」は2016年末までに海軍へ引き渡されなければならないと報じられていた。

「現在、同艦は工場に在り、試験の第1段階中に見つかった問題点を取り除く作業を行なっております。
この作業が終わった後でのみ、今春にイワン・グレンは海上での工場試験を続けます。
全ては、それが、どの程度順調に進むのかに依ります」
ミハイロフ
は話した。

彼は、更新された計画に沿って、同艦の引き渡しは2017年に実施されなければならないと付け加えた。

大型揚陸艦「イワン・グレン」プロジェクト11711のトップ艦であり、公開株式会社『ネフスキー計画設計局』により開発された。
同艦は『ヤンターリ』工場で2004年12月に起工され、2012年5月に進水した。
ロシア連邦国防省の発注により、沿バルト造船工場『ヤンターリ』では、もう1隻の同プロジェクト艦-大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」が建造されており、2018年には海軍へ引き渡されなければならない。

プロジェクト11711大型揚陸艦は5000トンの排水量を有しており、自立航海は30日までであり、18ノットの速力を発揮できる。
艦の全長は120メートル、幅16.5メートル、乗員数は100名である。
兵装は、2基の6銃身30mm砲AK-630Mと、更に2機の戦闘輸送ヘリコプターKa-29である。
大型揚陸艦は、揚陸部隊の上陸、軍用車両及び機材の輸送のために意図されている。



[新型揚陸艦イワン・グレン]

プロジェクト11771大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、それから約8年後の2012年5月18日に進水しました。
[新型揚陸艦イワン・グレンは進水する]


進水から3年以上経った2015年10月9日、ようやく係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の新型揚陸艦イワン・グレンは係留試験を開始した]

ロシア海軍への引き渡しは2015年末に予定されていたのですが、2016年に延期されました。
[大型揚陸艦イワン・グレンは2016年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の新世代水上艦の就役は2016年に延期された]

「イワン・グレン」は、2016年1月下旬から航行試験開始前の消磁作業を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレン近影(2016年1月下旬-2月中旬)]

「イワン・グレン」の航行試験(工場航行試験)開始時期は何度も延期されており、最近では5月末開始予定だったのですが、これも延期されました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは2016年5月末に航海試験を開始する]

6月17日、「イワン・グレン」は、ようやくカリーニングラード『ヤンターリ』造船所から「試験実施基地」即ちバルチースクへ移動しました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはカリーニングラード造船所からバルチースク基地へ移動した]

6月21日、航行試験の為の本格的な出航準備が始まりました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの航行試験が始まる]

6月25日、「イワン・グレン」は、初めての航行試験へ出発しました。
[ロシア海軍の最新鋭揚陸艦イワン・グレンは航海試験の為に出航した]

8月15日にはクロンシュタットへ入港し、8月23日~24日には輸送戦闘ヘリコプターKa-29の発着試験が行なわれました。
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その後もフィンランド湾で試験を行なっていた「イワン・グレン」は、8月28日に暴風海域で民間の小型ボートを保護しました。
[フィンランド湾で洋上試験中のロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは暴風海域で民間艇を保護した]

フィンランド湾での航行試験は2016年8月31日に完了し、「イワン・グレン」バルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンはフィンランド湾での洋上試験を終えた]

しかし、その後に不具合が発覚し、航行試験は中断されました。

「イワン・グレン」は2016年末までにロシア海軍へ引き渡される筈でしたが、またも翌年(2017年)に延期される事になりました。

「イワン・グレン」の航行試験は、2017年春に再開されます。


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2015年6月に起工されたプロジェクト11711大型揚陸艦2番艦「ピョートル・モルグノフ」の建造工事も進められていますが、同型の建造は2隻で終了します。
[ロシア海軍の為のイワン・グレン型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは起工された]
[ロシア海軍はプロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)の調達を2隻で打ち切る]

その後は、より大型の汎用揚陸艦の建造へ移行します。
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦は『2018-2025年の国家軍備プログラム』において建造される]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
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