ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2020年までの完了が予定されている

17-0113c.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省(ロシア連邦海軍)情報・マスコミュニケーション部発表
2017年1月13日9時15分配信
【重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の修理と近代化は2020年までの完了が計画されている】

重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の修理と高度な近代化は2020年までの完了が計画されている。
現在、全ての必要な作業は造船企業『セヴマシュ』(セヴェロドヴィンスク)で進められている。

工場の専門技術者は、艦の居住保障システム、電波技術兵装、艦内動力の交換と更新を行なっている。

近代化計画では、更に、巡洋艦のミサイル複合体及び砲兵装の交換が規定されている。

『セヴマシュ』は、国家契約に沿って重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の修理と近代化を行なっている。

作業実施スケジュールの各段階における報告を、ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は定期的に受けている。

近代化の結果、重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、完全に新しい戦術-技術的特性を有する事になり、ロシア海軍水上戦力のポテンシャルを大幅に向上させる。

[参照]
プロジェクト1144「オルラーン」重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」
は、1992年まで「カリーニン」の名を持っていた。
同艦は『バルト造船工場』で1983年5月17日に起工された。
1986年4月25日に進水した。
1988年12月30日にロシア海軍の戦闘編制へ補充された。
1992年4月22日、「アドミラル・ナヒーモフ」と改名された。



プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」(1989年4月21日就役、旧名「カリーニン」)は、1999年8月にオーバーホールの為、セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』造船所へ回航されましたが、実際には殆ど作業は行なわれず、岸壁に係留されていました。
16-0808d.jpg

近代化改装の為の契約は2013年6月に締結され、以後、近代化改装工事が行なわれています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年に復帰する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2019年に完了する]
16-0808f.jpg

2014年10月24日からは「セヴマシュ」の屋外ドック(貯水池)へ入渠しています。
16-0808e.jpg
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはセヴマシュ造船所の屋外ドックへ入渠した]

近代化改装に当たり、「アドミラル・ナヒーモフ」は兵装やレーダー等を含む古い各種機器を撤去、解体しました。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの古い各種機器の解体・撤去は2015年中に完了する]

既にタービンエンジンの修理も始まっています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフのタービンエンジンの修復が開始された]

2015年8月末までに「アドミラル・ナヒーモフ」の古い各種機器の撤去、解体作業は完了し、続いて艦の清掃や洗浄などが行なわれました。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの機器の解体・撤去作業は完了した]

「アドミラル・ナヒーモフ」の船体の清掃などと並行して行なわれていた船体構造の点検では特に問題点は見つからず、ショットピーニングなどの作業が終わった後、新たな各種機器の設置作業へ取り掛かります。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは船体構造の点検を終えた]

「アドミラル・ナヒーモフ」へ設置される新たな各種機器(兵装)は既に発注されています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな兵器調達]

「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装の為、『セヴマシュ』は新たなガントリークレーン「ヴィーチャズィ」を導入しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな大型クレーンが導入された]

「アドミラル・ナヒーモフ」は近代化改装により新たな情報管理システムが装備されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは近代化改装により新たな情報管理システムを受け取る]

新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」も装備されます。
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mは近代化される重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフに搭載される]

17-0113d.jpg
兵装や電子機器類の殆ど全てを入れ替える「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装は、以前には2018年末~2019年前半頃に完了すると伝えられていましたが、今回、ロシア海軍広報部は、2020年までに完了すると発表しました。
スポンサーサイト