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イギリス海軍はロシア海軍空母部隊の追跡を準備する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年1月16日9時44分配信
【メディア:ブリテンの艦は航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の追跡を準備している】
モスクワ、1月16日-ロシア通信社ノーボスチ

ブリテンの戦闘艦は、シリアから戻り、スコットランド沖を通り過ぎるロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の追跡を準備している。
新聞『テレグラフ』は報じた。

ブリテン警備艦潜水艦は、NATO同盟国の支援下でロシア艦の動向を注意深く監視していると同紙は指摘した。

フィリップ・ジョーンズ提督が言ったように、王立海軍は、冷戦終結以来のロシア海軍の最も高水準な活発化に対処しなければならない。

ブリテン海軍の情報筋は、ロシア水上艦の移動は、スコットランド北方海域でのロシア潜水艦の活動が急激に増加した事に比べれば、不安の原因は非常に少ないと同紙へ伝えた。

以前、ロシア国防省の公式代理人イーゴリ・コナシェンコフ少将は、巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」と40機以上の艦上航空隊航空機を含むロシア空母群は、シリアでの対テロリスト作戦への参加を終え、セヴェロモルスク基地へ戻ると話した。



[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-)]

ロシア海軍北方艦隊重航空巡洋艦(空母)「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする機動部隊は、2016年10月15日にセヴェロモルスクを出航して地中海東部へ向かい、11月中旬にはシリア沖へ到着、11月15日からシリアへの空爆作戦へ参加しました。

2017年1月6日以降にシリア沖を離れ、帰路に就きました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは40機程度の搭載機を有する]


「ロシア空母部隊」は、地中海東部へ向かう途中でブリテン本土付近へ接近した為、ブリテン海軍は、同部隊を監視する為の艦を派遣しました。
[ブリテン海軍は英本土付近を通過するロシア海軍空母機動部隊を監視する為の軍艦を差し向ける]
[ロシア海軍のアドミラル・クズネツォフ機動部隊は英本土へ接近する]
[ブリテン海軍はロシア海軍空母機動部隊を監視する為に駆逐艦2隻とフリゲート1隻を派遣する]

当然ながら、帰路もブリテン本土付近へ接近する事になると予想される為、ブリテン海軍は、再び同部隊を監視する為の艦の派遣を準備しているようです。
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