ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦アドミラル・マカロフは艦対空ミサイル発射試験後にカリーニングラード造船所へ戻った


『タス通信』より
2017年1月20日12時16分配信
【フリゲート「アドミラル・マカロフ」は海上での試験射撃の後に造船工場へ戻った】
カリーニングラード、1月21日/タス通信特派員ウラジーミル・ヌヤクシェフ

フリゲート「アドミラル・マカロフ」は、高射ミサイル複合体「シチーリ」からの射撃試験を実施した今回の出航後、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』へ戻った。
『タス通信』は造船所の広報秘書官セルゲイ・ミハイロフより伝えられた。

「アドミラル・マカロフは工場へ戻りましたが、フリゲートの試験プログラムは100パーセント実行されておらず、同艦は、以前と同様に国家受領試験の最終段階のままです」
ミハイロフ
は話した。
彼によると、高射ミサイル複合体「シチーリ」の試験は未だ完了していない。

彼は、現在、フリゲート「部品の点検」を始めている事を指摘した。
造船工場の代理人によると、「アドミラル・マカロフ」の発注者への引き渡しは、以前と同様、今年の第1クオーター(1月~3月)に計画されている。

以前、フリゲートは2016年末までにロシア連邦国防省への引き渡しが計画されていたが、悪天候が故にバルト艦隊の射爆場での試験射撃を実行できなかった。

「アドミラル・マカロフ」は、『ヤンターリ』で建造されたプロジェクト11356の3番艦である。
このシリーズの最初の2隻の艦~フリゲートのトップ「アドミラル・グリゴロヴィチ」「アドミラル・エッセン」は、それぞれ2016年3月11日と6月7日に海軍へ引き渡された。

同プロジェクト艦は、単独で、そして連合部隊の一員として、水上艦潜水艦へ対抗し、空中攻撃手段からの攻撃の撃退の為に意図されている。
排水量は約4000トン、全長125メートル、速力30ノットである。

それは、有翼ミサイル「カリブル-NK」、自衛ミサイル複合体「シチーリ-1」、口径100mmのA-190砲、高射砲、反応爆弾発射機、魚雷で武装しており、更には艦上ヘリコプターKa-27を搭載できる。



[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

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プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦「アドミラル・マカロフ」は、2012年2月29日にカリーニングラード『ヤンターリ』造船所で起工されました。
[改タルワー級フリゲート「アドミラル・マカロフ」起工]

それから3年半後の2015年9月2日に進水しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは進水した]

2016年4月1日、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフの係留試験が始まった]

2016年7月9日に『ヤンターリ』造船所からバルチースク海軍基地へ移動しました。
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7月29日、工場航行試験が開始されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの航行試験が始まった]

工場航行試験は9月下旬までに終了し、10月7日からは最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの国家受領試験が始まった]

10月16日、「アドミラル・マカロフ」は、有翼ミサイル「カリブル」などの兵装試験を実施する為、バレンツ海方面の移動を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にバレンツ海へ向かった]

10月24日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にセヴェロモルスクへ到着した]

11月初頭にはバレンツ海で沿岸目標への有翼ミサイル「カリブル」発射試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバレンツ海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後も各種兵装の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのバレンツ海における兵装試験は完了した]

バレンツ海での試験を終えた「アドミラル・マカロフ」は、11月25日にバルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフは北方での兵装試験を終えてバルチースクへ戻った]

12月8日からバルト海で最終洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバルト海で最終洋上試験を行なう]

この試験が終わった後、2016年12月末にロシア海軍へ引き渡される筈だったのですが、年末までに試験は終了せず、2017年1月以降も試験は続けられる事になりました。
[第3のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのロシア海軍への引き渡しは延期された]

1月16日までにバルト海高射ミサイル複合体「シチーリ-1」の発射試験が実施されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフはバルト海で艦対空ミサイルの発射試験を行なった]
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲートの為の対空ミサイルは2014年から受領される]
[ロシア海軍のプロジェクト11356Rフリゲート2番艦アドミラル・エッセンへ艦対空ミサイル発射機が設置された]

試験後、「アドミラル・マカロフ」は、一旦『ヤンターリ』造船所へ戻ってきました。

現在は艦の各部の点検が行なわれており、その後、もう一度出航して試験を行なう事になるようです。


現在の所、「アドミラル・マカロフ」は、2017年3月末頃までにロシア海軍への引き渡しが見込まれています。
[第3のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは2017年春にロシア海軍へ引き渡される]
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