ロシア海軍の第4世代多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスクの船体の水圧試験が行なわれた

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年1月23日17時47分配信
【原子力潜水艦「クラスノヤルスク」は水圧試験を成功裏に経過した】
モスクワ、1月23日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト885M「ヤーセン」多目的原子力潜水艦「クラスノヤルスク」は、強度船体(耐圧殻)の水圧試験プログラムを成功裏に完了した。
月曜日に造船工場『セヴマシュ』広報サービスは発表した。

「クラスノヤルスク」は、 7隻の建造が計画されているプロジェクト「ヤーセン」原子力潜水艦シリーズの4隻目である。
現在、(ロシア)海軍の戦闘編制においては、このタイプの潜水艦のトップ「セヴェロドヴィンスク」が勤務に就いている。
最後の「ヤーセン」の起工は、2017年に実行されなければならない。

「原子力潜水艦クラスノヤルスク(プロジェクト「ヤーセン-M」)は、建造の重要段階の1つ~強度船体と、その構造の水圧試験を完了しました」
声明では、こう述べられた。

広報サービスは、原子力潜水艦は成功裏に水密検査を経過し、船体は設計データ上で考慮された特性に耐え抜いた事を説明した。
現在、船体の準備に関連した更なる主要作業と、絶縁及び組み立て作業が進められている。

多目的原子力潜水艦「ヤーセン」は、音響フィールドのレベルが減少した第4世代艦である。
それは、地上及び水上、水中の対象を破壊する為に意図されている。
これらの潜水艦の兵装は、1500kmまでの距離で海上及び地上の目標を破壊できる有翼ミサイル「カリブル」「オーニクス」、更には汎用深海誘導魚雷で構成されている。
「ヤーセン」は13800トンの排水量を有しており、深度600メートルまでの潜航と、31ノットまでの水中速力の発揮が可能である。



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]
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ロシア海軍第4世代多目的原子力潜水艦プロジェクト885M「ヤーセン-M」原子力水中巡洋艦「クラスノヤルスク」は、2014年7月27日に起工されました。
[多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスク(と戦略原潜ボレイ級5番艦)はロシア海軍の日に起工された]

これまで起工後の建造工事の進捗状況は全く明らかにされていませんでしたが、2017年1月23日までに船体の水圧試験が終了しました。

現在の所、「クラスノヤルスク」は、2020年にロシア海軍へ引き渡される予定です。


ロシア海軍第4世代原子力潜水艦であるプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦は、これまでに6隻がセヴェロドヴィンスク市「セヴマシュ」で起工され、このうち1隻が就役済みです。

1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に起工され、2010年6月15日に進水、2013年12月30日に竣工、2014年6月17日に就役し、北方艦隊第11対空母原潜師団へ編入されました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
就役後も各種試験と慣熟訓練に従事していましたが、2016年3月までに終了しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは戦闘演習の為に出航する]
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なった]
[ロシア海軍最新鋭原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクはバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
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2番艦「カザン」からは改良型のプロジェクト885Mとなり、2009年7月24日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2018年に予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]

3番艦(改「ヤーセン」級としては2隻目)「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。
[ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された]

4番艦(改「ヤーセン」級としては3隻目)「クラスノヤルスク」は、2014年7月27日に起工され、ロシア海軍への引き渡しは2020年に予定されています。

5番艦(改「ヤーセン」級としては4隻目)「アルハンゲリスク」は、2015年3月19日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2021年に予定されています。
[ロシア海軍の為のヤーセン級多用途原潜5番艦アルハンゲリスクは起工された]

6番艦(改「ヤーセン」級としては5隻目)「ペルミ」は、2016年7月29日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2022年に予定されています。
[ロシア海軍の為の第6のヤーセン級原子力水中巡洋艦ペルミはセヴェロドヴィンスクで起工された]

7番艦(改「ヤーセン」級としては6隻目)の起工は2017年に、ロシア海軍への引き渡しは2023年に予定されています。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]


「ヤーセン」級シリーズの建造は7隻で終了する予定であり、その後は第5世代原子力潜水艦「ハスキー」級の建造へ移行します。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の建造契約は2018年以降に締結される]
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