ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはスエズ運河を通過して紅海へ入った

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年1月27日13時44分配信
【大型対潜艦「セヴェロモルスク」はスエズ運河を通過した】
モスクワ、1月27日-ロシア通信社ノーボスチ

北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」スエズ運河を通って地中海から紅海への移動を行なった。
北方艦隊広報サービス部長代行セルゲイ・フェドゥニンは報道機関へ伝えた。

「遠洋ゾーン航海任務を遂行している北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは、スエズ運河を通って地中海から紅海への移動を行ないました。
同艦が運河を通過するのに乗組員は数時間を要し、この間の大型対潜艦の主な任務は、集中する船舶航行という条件下での安全保障の機動演習でした。
この任務は、艦の主要指揮所、情報センター、航海班と電子戦闘班により成功裏に処理されました」

彼は話した。

艦の航行中、更に対水中工作防衛及び対テロリスト活動へ向けられた問題へ取り組んだ事が注目される。

大型対潜艦「セヴェロモルスク」の遠距離航海は2016年10月15日から実施されている。
これまでに同艦は17000海里以上を航行した。
航行中に乗組員は、地中海で常時活動するロシア海軍作戦連合部隊の一員として任務を遂行した。
大型対潜艦「セヴェロモルスク」は航行中に、数十回の様々な種類の航行中及び停泊中のダメージコントロールの艦内演習、艦上航空隊を用いた対空及び対潜防衛演習へ取り組んだ。

2017年2月初頭、同艦は、アラビア海エリアで国際海軍演習『AMAN-2017』へ参加する。
活動の目的は、海賊との戦いと、国際貿易航路の保護に有る。



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北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、2016年春から夏に掛けてムルマンスク第35艦船修理工場のドックへ入渠し、オーバーホールとソナーのアップグレードが行なわれました。
[ロシア海軍は対潜艦のソナーのオーバーホールを実施する]

2016年10月15日、大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、重航空巡洋艦(空母)「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする機動部隊の一員としてセヴェロモルスクを出航し、地中海東部(シリア沖)へ向かいました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海遠征へ出発した]
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-)]

10月21日にラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ部隊はラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

10月25日にジブラルタル海峡を通過しました。

11月9日、大型対潜艦「セヴェロモルスク」「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、接近するネーデルラント海軍潜水艦(ワルラス級)を発見しました。
[地中海東部のロシア海軍空母部隊の大型対潜艦は接近するオランダの潜水艦を発見した]

11月12日までにシリア沖へ到着しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを中核とするロシア海軍空母機動部隊はシリア沖へ到着した]

11月15日、「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機(艦上戦闘機Su-33)は、初めてシリアへの空爆作戦へ参加しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]

ロシア機動部隊は、2017年の新年を地中海で迎えました。
[ロシア海軍北方艦隊の空母アドミラル・クズネツォフは地中海で新年(2017年)を迎える]

シリアでは、ロシアトルコ主導による停戦が成立し(2016年12月30日から発効)、国連安全保障理事会も、これを支持しています。

これを受け、ロシア海軍空母部隊は、2017年1月6日以降にシリア沖を離れる事になりました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフはシリア沖を去る]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ航空隊は1252のシリアのテロリスト施設を破壊した]

しかし、「セヴェロモルスク」は帰路には就かず、その後も地中海東部へ留まっていました。

そして2017年1月27日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
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今後、「セヴェロモルスク」アラビア海まで行くようです。
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