ロシア海軍バルト艦隊の大型揚陸艦コロリョーフはシリアへ貨物を運ぶ

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年2月2日2時11分配信
【シリアへの貨物を載せて行くロシア連邦海軍の大型揚陸艦「コロリョーフ」は地中海へ入った】
イスタンブール、2月2日、インタファクス

シリアへの貨物輸送へ向かうバルト艦隊大型揚陸艦「コロリョーフ」は、水曜日に黒海海峡を通過して地中海エリアへ進んだ。
ボスポラス海峡を通過する写真を公表している当地の情報ポータルは伝えた。

イスタンブールのサイトによると、同艦は、地中海ロシア海軍物資-技術サービス供給所が配置されているシリアタルトゥース港へ向かっている。

吃水線から判断して、同艦は重い荷物を積んでいる事が指摘された。
これは、同艦にとって、今年2回目のシリアへの航海となる。

報告された所によれば、1月29日、シリアへは更に黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」が今年初めての航海へと向かった。

今年初めから、シリアへ貨物を運ぶため、バルト艦隊「コロリョーフ」、「アレクサンドル・シャバリン」、黒海艦隊「ニコライ・フィリチェンコフ」、「ツェーザリ・クニコフ」、「ヤーマル」を含むロシア海軍の大型揚陸艦、更には海軍補助船(註:「ドヴィンツィヤ-50」「クズル-60」)が、少なくとも6回の航海を行なっている。

外国メディアの報道によると、ロシア海軍大型揚陸艦補助艦隊は、いわゆる「イスラム国」(ロシア連邦では非合法のテロリスト組織)を含めたイスラム主義者との戦闘を主導するラタキア「フマイミーン」航空基地ロシア航空群及びシリア政府軍へ弾薬を送り届ける為の「シリア・エクスプレス」と呼ばれる作戦へ参加している。



バルト艦隊大型揚陸艦「コロリョーフ」は、2016年11月頃に地中海東部へ派遣され、11月26日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。

以後、ボスポラス海峡を通って黒海沿岸シリアを往航する貨物輸送任務(シリア・エクスプレス)に就いています。
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・2016年12月10日ボスポラス海峡南下、12月21日北上
・2017年1月11日ボスポラス海峡南下、1月21日北上


そして2月1日にボスポラス海峡を南下し、地中海へ向かいました。

「コロリョーフ」以外では、今年(2017年)に入ってから以下の5隻がシリアへの輸送任務を行なっています。
(つまり、今年になってから計7回)

軍用輸送船「ドヴィンツィヤ-50」:1月5日ボスポラス海峡南下、1月22日北上
軍用輸送船「クズル-60」:1月10日ボスポラス海峡南下、1月25日北上
大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」:1月18日ボスポラス海峡南下、1月27日北上
大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」:1月26日ボスポラス海峡南下
大型揚陸艦「ヤーマル」:1月29日ボスポラス海峡南下

輸送任務以外では、1月18日に工作船PM-138、1月22日に救助曳船SB-5ボスポラス海峡を南下して地中海へ入っています。

工作船PM-138は、2016年9月初頭から派遣されていた工作船PM-56と交代してシリアタルトゥースへ駐留し、地中海東部で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンス(技術サービス)に従事します。


バルト艦隊地中海東部大型揚陸艦を交代で派遣しており、「コロリョーフ」の前の「アレクサンドル・シャバリン」は、2016年8月末から12月末まで計6回の「シリア・エクスプレス」任務へ就き、2017年1月29日にバルチースク基地へ帰港しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンは地中海東部から帰投した]

この他、北方艦隊からも大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」「シリア・エクスプレス」任務の為に派遣されています。
(2016年5月28日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、以後、同年12月までに計10回の輸送任務を遂行)
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