ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは海上戦闘訓練の為に出航した
- カテゴリ:ロケット巡洋艦スラヴァ型

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年2月7日7時40分配信
【親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」はミサイルと砲の射撃を行なう】
巡洋艦「ワリャーグ」乗組員は、艦隊の海上戦闘訓練射爆場で第2錬成任務の要素へ取り組む間に、高射ミサイル複合体及び砲の射撃を実行する。
戦闘練習の実施中、乗組員は、艦の高射ミサイル複合体及び砲複合体を使用し、仮想敵の空中攻撃手段の攻撃を撃退する任務へ取り組む。
また、仮想敵の砲撃地点と水上艦を模した沿岸目標及び曳航海上盾への砲射撃が行なわれる。
射撃は、困難な妨害環境という条件下において、様々な距離で実施される。
射撃任務を実行した後、「ワリャーグ」乗組員は、艦隊の海軍航空隊のヘリコプターKa-27と協同で対潜防衛の課題へ取り組み、一連の艦上演習~電波電子戦闘、放射線、化学、生物への防護、生存の為の闘い(ダメージコントロール)、その他を実施する。
錬成任務K-2は、その意図する目的へ使用する為の艦の訓練、つまり艦の組織的な戦闘使用、兵装の使用である。
その枠組みにおいて、意図された任務を海上で遂行する為の乗組員と各艦艇の部品の準備の度合い、更には、様々な作戦-戦術情勢での単独での戦闘遂行が評価される。
ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、2015年11月2日にウラジオストクを出航してインドへ向かい、インド海軍との合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』へ参加しました。
2016年1月初頭には地中海東部へ入り、シリア沖へ展開しました。
2016年6月には極東へ戻り、オホーツク海の演習へ参加した後、7月18日にウラジオストクへ帰港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは長期航海を終えてウラジオストクへ帰港した]
その後はウラジオストクで整備が行なわれていたようであり、2017年2月7日に戦闘訓練の為、出航しました。
なお、前日には大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」が戦闘訓練の為に出航しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは戦闘訓練の為に出航した]
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