ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82は2017年3月に地中海東部(シリア沖)へ向かう

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年2月21日15時58分配信
【浮揚工場(工作船)「PM-82」は、20年ぶりに航海へ向かう】

バルト艦隊の浮揚工場「PM-82」は、(2017年)3月に地中海へ向かう。
この海域のロシア海軍作戦連合部隊をサポートする為に。
2月21日・火曜日、『ヴェスチ・カリーニングラード』は報じた。



報道機関によれば、これは補助船にとって、この20年間で初めての遠距離航海である。
2016年に「PM-82」は大規模修理を完了した。

「船は近代化計画に沿って再装備しました。
70パーセントの機器が新しくなりました」

乗組員を指揮するウラジーミル・ヒジニャクは表明した。

船上では、4つの作業場が作業を行なう:工作機、船体製造工、電気関連及び兵器修理の作業所。
の乗組員には、70名の民間人専門家が含まれていなければならない。
しかし現在は、標準職人数の70パーセントが補充されている。

地中海への航海は、少なくとも3ヶ月間の継続が計画されている。

「PM-82」は、5隻から成るプロジェクト304浮揚工場の第2シリーズの3番船である。
1978年にポーランドの造船所『アドルフ・ワルスキー記念シュチェチン造船所』で建造された。
同年にバルト艦隊へ編入された。

浮揚工場は、主要駐留所から遠く離れた海域で艦船の兵装と装備を修理する為に意図されている。
浮揚工場には、修理用設備に不可欠な工作機、昇降装置、溶接機械などが有る。

「PM-82」の満載排水量は5660トン、全長121メートル、船上には280トンの部品を積載できる。
最大速力-13.5ノット、航続距離-9000海里、自立航海期間-40日。



プロジェクト304浮揚工場(工作船)PM-82は、1977年12月22日にポーランド『アドルフ・ワルスキー記念シュチェチン造船所』で起工され、1978年5月13日に進水し、同年9月30日にソ連海軍へ引き渡されました。
就役後、赤旗2度受賞バルト艦隊へ編入されました。


2014年からバルチースク「第33艦船修理工場」で近代化改装が行なわれ、2016年秋に復帰しました。
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そして、2017年に地中海東部へ派遣されることになりました。


現在、シリアタルトゥースには、PM-82の同型船である黒海艦隊工作船PM-56PM-138が交代で派遣され、地中海東部で行動するロシア海軍艦船の修理と整備を行なっています。

工作船PM-56
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工作船PM-138
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[ロシアとシリアはタルトゥースのロシア海軍基地に関する新たな協定を締結した]


工作船PM-56PM-138のローテーションは、この数年間に渡り続けられていますが、さすがに、この2隻だけに頼るのは限界がある為か、今度はバルト艦隊の同型船であるPM-82がローテーションに加わる事になったようです。
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