ロシア海軍バルト艦隊の潜水艦ヴィボルグは戦闘訓練の為に出航した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年2月28日12時27分配信
【バルト艦隊の潜水艦「ヴィボルグ」は計画戦闘演習の為に海へ出た】

潜水艦船員は魚雷発射を行なう。
乗組員は、対潜、対艦防衛、更には、数十回の艦内演習で様々な種類の訓練を行なう:潜水艦の生存の為の闘い(ダメージコントロール)、乗組員の組織的な日常活動、水上及び水中位置での航法。

「ヴィボルグ」の錬成任務への取り組みの枠組みにおいて、艦隊機雷掃海部隊と連携して掃海網の設置を行ない、独立強化機雷障害物と機雷の設置任務を遂行する。

ディーゼルエレクトリック潜水艦「ヴィボルグ」が属するプロジェクト877潜水艦は、水上艦及び潜水艦との戦闘、機雷障害物の設置、偵察行動の為に意図されている。
このタイプの潜水艦の主な利点の1つは、低レベルの騒音に在る。



プロジェクト877(NATOコード名「キロ」)通常動力潜水艦B-227は、1982年2月23日にコムソモリスク・ナ・アムーレ「レーニン共産党青年団記念造船工場」(現アムール造船工場)で起工され、同年9月16日に進水した後、ボリショイ・カーメニへ回航されて艤装工事と航海試験が行なわれ、同年12月27日にソ連海軍へ納入(受領-引渡証書へ署名)されました。

1983年2月23日に海軍旗初掲揚式典を開催し、正式にソ連海軍へ就役しました。
(同艦の就役記念日は2月23日)

1983年4月には赤旗太平洋艦隊・第6潜水艦戦隊・第19潜水艦旅団へ編入されました。

1984年8月28日から9月1日まで原子力潜水艦K-115(プロジェクト627A)、重航空巡洋艦「ノヴォロシースク」(プロジェクト1143.3)、大型対潜艦「ワシーリー・チャパエフ」(プロジェクト1134A)、対潜哨戒機Il-38と共に日本海アメリカ海軍原潜を追跡しました。

1985年8月から10月に掛けて、インド洋-紅海-スエズ運河-地中海経由でバルト海へ回航され、バルト艦隊へ転属しました。

当初は、外国(アルジェリアルーマニア)へ輸出されるプロジェクト877EKM潜水艦の乗員の訓練支援任務に就き、その後、正式に赤旗2度授与バルト艦隊へ編入され、ラトビア共和国のリエパヤ基地に駐留していました。

1988年12月~1989年4月、1989年12月~1990年3月にはバルト海で戦闘当直に就きました。

1993年8月には修理の為にクロンシュタットへ回航されました。

ソ連邦解体後の資金不足により修理は遅延し、完了は2003年になりました。

2004年から2007年には中華人民共和国へ輸出されるプロジェクト636M潜水艦の試験の支援を行ないました。

2008年6月にはヴィボルグ市と後援協定を締結し、同市の名前が付けられました。

2011年から2014年まで「クロンシュタット海洋工場」でオーバーホールが行なわれ、2014年10月末に復帰しました。

2015年7月26日の「ロシア海軍の日」には、ロシア海軍最新鋭艦と共にバルチースクの観艦式へ参加しました。
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2016年1月から3月まで「クロンシュタット海洋工場」で船体の補修工事が行なわれました。
[ロシア海軍バルト艦隊のキロ級潜水艦ヴィボルグは修理を終えて復帰した]

その後の動向は明らかにされていませんでしたが、今回のバルト艦隊広報部の発表の通り、2017年2月28日に戦闘訓練の為に出航しました。


現在、バルト艦隊には2隻のプロジェクト877潜水艦が配備されており、レニングラード海軍基地(クロンシュタット)に駐留しています。

もう1隻のB-806「ドミトロフ」(1986年9月27日就役)は、輸出用のプロジェクト877EKMとして建造され、こちらも就役当初は外国へ輸出される同型艦の乗員訓練や海上試験の支援任務に就いていました。
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「ドミトロフ」も2014年から「クロンシュタット海洋工場」でオーバーホールが行なわれており、2015年12月25日にドックから出ています。


プロジェクト877潜水艦は1981年から1994年に掛けて24隻がソ連/ロシア海軍向けに建造され、現在は17隻が在籍しておりますが、この内の3隻は事実上退役しています。
[ワルシャワンカ型リスト(ロシア海軍)]

[北方艦隊]
B-402「ヴォログダ」(1984年就役、予備役)
B-808「ヤロスラヴリ」(1988年就役)
B-800「カルーガ」(1989年就役)
B-459「ウラジカフカース」(1990年就役)
B-471「マグ二トゴルスク」(1990年就役)
B-177「リぺツク」(1991年就役)

[太平洋艦隊]
B-260「チタ」(1981年就役、予備役)
B-445「スヴャチテリ・ニコライ・チュドトヴォーレッツ」(1988年就役、予備役)
B-394「ヌルラト」(1988年就役)
B-464「ウスチ・カムチャツスク」(1990年就役)
B-494「ウスチ・ボリシェレツク」(1990年就役)
B-187「コムソモリスク・ナ・アムーレ」(1991年就役)
B-190「クラスノカメンスク」(1992年就役)
B-345「モゴーチャ」(1994年就役)

[バルト艦隊]
B-227「ヴィボルグ」(1983年就役)
B-806「ドミトロフ」(1986年就役)

[黒海艦隊]
B-871「アルローサ」(1990年就役)



この他、2014年からは改良型のプロジェクト06363潜水艦が6隻就役しています。

[黒海艦隊]
B-261「ノヴォロシースク」(2014年就役)
B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」(2014年就役)
B-262「スタールイ・オスコル」(2015年就役)
B-265「クラスノダール」(2015年就役)
B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」(2016年就役)
B-271「コルピノ」(2016年就役)


プロジェクト06363は、今後、太平洋艦隊向けにも6隻建造されます。
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