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ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは太平洋艦隊司令官の座乗の下に海上での訓練を行なう

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年3月6日10時36分配信
【太平洋艦隊司令官は、ロケット巡洋艦「ワリャーグ」の海上での単独戦闘実行の準備状態を点検する】

太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、錬成任務K-2の要素へ取り組む上での指導-教授訓練の実行の為に出航した。

総合的な統制演習活動は、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴャキャンツ大将により実行される。

艦隊の首脳、各部署と機構、更には旗艦の専門家は、隷下にある戦闘部門の専門家の任務への取り組みの為の様々な実施を監視する。

巡洋艦の乗組員は、仮想敵の空中攻撃手段からの攻撃の撃退、艦の防護の為の対潜及び対破壊工作の保障、仮想砲撃戦及び一連の演習~電波電子戦闘、核兵器・生物兵器・化学兵器の防護、生存の為の闘い(ダメージコントロール)及び他の複合活動を行なう。



ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、2015年11月2日にウラジオストクを出航してインドへ向かい、インド海軍との合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』へ参加しました。
2016年1月初頭には地中海東部へ入り、シリア沖へ展開しました。

2016年6月には極東へ戻り、オホーツク海の演習へ参加した後、7月18日にウラジオストクへ帰港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは長期航海を終えてウラジオストクへ帰港した]

その後はウラジオストクで整備が行なわれていたようであり、2017年2月7日に戦闘訓練の為、出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは海上戦闘訓練の為に出航した]

2月9日に対空戦闘訓練を行ないました。
この時、東方軍管区(おそらくは沿海地方第22戦闘機航空連隊)所属の戦闘機Su-35Sが仮想敵役を務めました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは戦闘機Su-35と対空戦闘訓練を行なった]

2月13日にはピョートル大帝湾で対地、対艦、対空砲撃訓練を実施しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なった]

その後、「ワリャーグ」は一旦ウラジオストクへ帰港したようですが、3月6日に再び訓練のために出航しました。

今回の訓練では、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ提督や太平洋艦隊司令部要員も「ワリャーグ」へ同乗します。
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