沿海地方のボリショイ・カーメニでロシア海軍のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)の近代化改装が行なわれている

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『タス通信』より
2017年3月7日11時26分配信
【原子力潜水艦「アンテイ」はミサイル複合体「カリブル」を受け取る】
ボリショイ・カーメニ/沿海地方/3月7日/タス通信

原子力水中巡洋艦プロジェクト949A「アンテイ」は、極東工場『ズヴェズダー』における高度な近代化の際にミサイル複合体「カリブル」で再武装する。
ロシア連邦国防相代理(国防次官)ユーリー・ボリソフは同社を訪れた際に報道陣へ伝えた。

「工場ズヴェズダーは、兵装複合体のミサイル複合体カリブルへの交換、更には、航法システム、居住保障システム、その他を含めた原子力潜水艦プロジェクト949Aの高度な近代化を実施しております」
ボリソフ
は話した。

合計で11隻のプロジェクト949A「アンテイ」潜水艦が建造され、現在、ロシア海軍には8隻が残されている。
潜水艦の排水量は24000トンに達し、それは24基の有翼ミサイル「グラニート」発射装置と6門の魚雷発射管を装備している。

以前、海洋工学中央設計局『ルビーン』総取締役イーゴリ・ヴィリニトは、海軍が保有しているこのタイプの潜水艦全ての近代化は計画されていないと『タス通信』へ伝えた。



【極東工場『ズヴェズダー』公式サイト】
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極東工場『ズヴェズダー』は、沿海地方ボリショイ・カーメニ市に在る艦船修理工場です。

以前には、旧ソ連の大量の除籍原潜の解体工事を行なっていました。

最近では、太平洋艦隊原子力潜水艦のオーバーホールや近代化改装を行なっています。
[近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスはロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した]
[ロシア海軍の原子力戦略用途水中巡洋艦リャザンは近代化改装を終えて太平洋艦隊へ復帰し、カムチャツカ半島のヴィリュチンスク基地へ戻った]


更に極東工場『ズヴェズダー』では、プロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII)の近代化改装が行なわれています。
[オスカーII級ミサイル原潜は「オーニクス」と「カリブル」を装備する]
[太平洋艦隊のオスカーII級原潜3隻は2020年までに近代化される]

現在までに太平洋艦隊の2隻の949A「イルクーツク」「チェリャビンスク」『ズヴェズダー』へ回航され、近代化改装工事が進められています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦イルクーツクは汎用ミサイル発射機を装備する]
[オスカーII級原潜イルクーツクは高度な近代化を実施する]
[ロシア太平洋艦隊の3隻の原潜は近代化改装の為に移送された]

近代化される949Aは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」の両方を運用できる汎用ミサイル発射機を装備しますが、将来的には、この汎用発射機から極超音速ミサイル「ツィルコン」も発射できるようになります。
[ロシア海軍のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)は近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備する]
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